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ちょっと長めの南オーストラリアへのビジネス・トリップからワインを携えて帰ってきたアレックスとサウス・パースでピクニック。まだまだ風が冷たいものの晴天で気持ちがいい。シティからサウスにスワン・リバーを渡ったこっち岸のほうが本来のわたしの居場所のようでほっとする。
リン・シード入りのクラッカーに長ネギ入りクリーム・チーズのディップ、ベジタリアン・サモサにフレッシュ・モッツァレラ・チーズをつまみに彼がステイしていた周辺のワイナリーで生れたシャルドネイをゴクリ、ゴクリ。葡萄の木と青い空と教会、それ以外に何も無い写真を見ながら、広大な地でワインに浸った静かな暮らしぶりを聞く。ジャーマンが最初に踏み込んでいったこの地でいかに人々がワイン好きかということや、夜が退屈で随分とワインに詳しくなってしまったことなど。これからも職業柄、どこに派遣されても街外れのワイナリーの中などに住むことになるのだろうからそれくらいの楽しみを持っていなきゃ淋しいものね。
アレックスは帰ってきたばかりで明日からまたダーウィン行き。次回パースに戻ってくる頃にはワイルド・フラワーが咲き乱れてキリリと冷えた白ワインが美味しい季節でしょう。