他人と変わらない小さな悩みや小さな幸せに一喜一憂しているような平凡な人生。そしてこれからもそれは続いていくのかもしれないし、行く手は波乱に満ちているのかもしれないし、それは知る由もない。それでも今のわたしには自分の心が正しいと確信した道を真っ直ぐ歩こうという決意だけがある。どんなに辛い余生を送ろうとも、後悔はしませんように。死ぬ間際に半生を振り返る機会が持てたら、あぁ、わたしはしっかり歩いてきたのだとだけ思えますように。