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これを読んでくれている人を驚かせてしまうかもしれません。
わたし自身が一番驚いています。
マーティンと別れることになりました。
ここモンペリエでケンカしたとかではありません。
ただタイミングやきっかけがこの旅行にあったというだけで、
遅かれ早かれそうなっていたのかもしれません。
わたしの内側はこの日記のタイトル通りなのです。
信頼して心を開ける人間が現れて、暖かい場所を提供してくれれば、
喉をゴロゴロ鳴らしてそこに住み着いてしまうのです。
けれど、ミケリーナは僕ではなくこの生活を愛しているのではないか?
というのはYesでありNoでもあります。
確かにわたしはパースの青い空やスワンリバーを愛していましたが、
ひとりぼっちで見たらこんなに愛さなかったと思うのです。
モンペリエのこのホテルからの見える景色も今はモノクロに見えてしまう。
わたしが妊娠したかもしれないと言った次の日、
COMOの幼稚園の前で、僕らの子供はここに通うんだね
と言ってくれた嬉しそうな横顔をどうやったら忘れられるでしょう。
3年半の記憶を全部取り除いてくれる手術があればどんなに楽になれるでしょう。