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予約の電話をかけると、わたしの名前も聞かず、確認もなく、そっけなくOKとだけ言われ、ぷつりと切られたエアポートシャトル。不安になって同じ宿の人に聞いてみたところ、「時間がアバウトで、来た時にいないと素通りされるから10分早めに待って、15分遅れは想定して予約することだね。」ですって。この国ではお客様よりもサービス提供者が神様らしい。言われたとおりに10分前にレセプションへ降りたら「空港いきますよ〜」と騒いでるおじさんがいた。これかっ。
今日はJALにて成田への移動のみ。機内食はもちろんベジミールをリクエストした。が、これが酷い。まず明らかに普通のよりも量が少ないし、カロリーなど1/3くらいしかなさそう。小さなパンと茹でた野菜だけのようなもの。自分で塩を振って口に入れたが空腹で泣きそうだった。2度目の軽食もまたまたみんな大きなパンに肉が挟んであるものとフルーツジェリーとティムタムを食べているのに、わたしには細〜くスライスされたパンの上に茹でた野菜が乗ったもののみ。一口で飲み込んだ。もうやだ〜。
成田に着いてすぐにコンビニにかけこんでおにぎりを買った。3ヶ月ぶりに食べるパリパリの海苔。コンビニのおにぎりをこんなに美味しいと思ったのは初めて。キャンベラ生活と目下の飢えのおかげ。
今夜は日航ホテルにステイ。ガイジンの群れに混ざってコンビニへ行き、あらゆる商品を手に取り、一緒になって首を傾げながら眺めた。第一この陳列の密度からして息苦しくて楽しい。バスタブにお湯を張り久々のリラックスバスタイム。テレビも見た。何もかもにすごく違和感がある。オーストラリアのことを覚えていく感覚よりも、母国のことを忘れていく感覚というのは明らかに奇妙なもの。