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とうとうマーティンはフランスへ旅立ってしまい、ひとり暮らしとなった。
先週末は出張に必要な物を買いに久々にシティへ繰り出し、朝食を摂ろうとイタリアンカフェに入った。前日に元気に飲んだ日本酒が抜けきらず体が鉛のように重い。シーザーサラダベーコン抜きとガーリックブレッドとショートブラック・コーヒーをオーダーした。若い白人ウェイトレスは何度も何度もオーダーを聞き返し、チキンシーザーサラダもあるとかメインは摂らないのかと余計なことを聞いてくる。そして確かに"Ok,Caesar's Salad with NO bacon"と繰り返したのに、出てきたのはベーコンてんこ盛りのシーザーサラダ。Extra baconと頼んだ覚えはない!溜息をつきながら黙々と食べるわたしの横でマーティンは「彼女はスロバック・ガールに違いない。共産国時代のサービスなんてみんなこんなんだったんだ」などと冷笑していた。
レコードショップに半月以上前にオーダーしたCDを急かしに行くと、案の定発注し忘れていた。アンテナを直しにくると言った業者も、水道管を直しにくると言った業者もやってくる気配はない。日本人のわたしからしたらここだって立派な共産国だ。
日系旅行会社にエアチケットの問い合わせの電話を入れると、「お調べしますので少々お待ちください。」と言われる。日本では当たり前のサービス精神もこちらにいると高貴なものに思える。そう、わたし達は客に向かって簡単に"I'm not sure"とは言わない日本人!信頼のおけるサイトウさんに握手を求めたくなった。