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| 2006年02月07日(火) |
天使に見捨てられた夜 |
今日はビッチリフランス語の練習に励んだ。un,deux,trois,quatre,,,,printemps,ete,,,,janvier,fevrier,mars,,,,,
0から11まで、四季、月の読み書きと、挨拶と、簡単な自己紹介ができるようになりました。
あぁよくやったと自分を労って、夜は桐野夏生の「天使に見捨てられた夜」という彼女が脚光を浴び始めた頃の作品に熱中。都会のど真ん中に生きる孤独で虚無な駆け出しの女探偵村野ミロがたよりない情愛や自分の内に潜んで論理ではコントロールできない情欲に絡みつかれながら、失踪したAV女優を追跡する話。作者の幻想と現実の隙間を漂うような、「異次元のミステリー小説」といったらいいのかと表現に戸惑う近年の作風に対してこれは少し手ごたえに欠ける。それでも後を引いて病みつきになってしまうのがミステリー。帰国したら他の村野ミロシリーズも中毒患者のように貪っているに違いない。
目もしょぼしょぼしてきたところで、ベッドに入って深い眠りに落ちていたところをけたたましく鳴り響く電話の音に叩き起こされた。リビングまで這うようにして辿り着きピックアップすると到着次第すぐに電話するようにと言ったのに音沙汰の無かったマーティンの声がした。第一声に「今着いた」というので夢かと思った。ここをでてから30時間以上経過しているのに?聞いてみるととんだ災難だったようだ。離陸間際にテクニカルプロブレムが発生したと足止めを食らい(コワイッ)、更にシャルルドゴール空港でラゲッジが出てこなかったのだと言う。結局ラゲッジ紛失のままモンペリエのホテルに到着したということ。本人は全く意に介せず「いいところだよ〜ここは!」と胸を弾ませている様子だけれど、わたしは電話を切った後着替えも何もなくどうしているのか?と考えて眠れなくなってしまった。
(写真:夕飯時は人間の真似をしてちゃんと椅子に座るミケ)