My life as a cat
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2005年09月09日(金) Portuguese

長い間音信の途絶えていたポルトガル人の友人カップルから突然「日本に行くから」というメールが来て、懐かしさに浸る間もなく、彼らは日本に到着した。

わたしが働くビルの下で待ち合わせて再会。旦那も奥さんも3年前と変わっていない。日本が大好きな彼らだからさすがにトラディショナルな和食も飽きているだろうと銀座一丁目のいつもの創作和食をだす居酒屋へお連れした。

わたしと旦那さんは日本酒、奥さんはジュースで乾杯。料理はわたしが適当にオーダーした。生湯葉とアヴォカドの刺身、生ウニのオムレツ、カマンベールチーズと栗のかき揚げ、キノコのホイール蒸し、クリームスープのうどん明太子入、サーモンといくら入りの石焼き炒飯、、、日本語が読めないがために写真つきメニューの置いてある店しか入れないし、どうしても名前の知っているものしかオーダーできなくて、、、という彼らは次々運ばれてくる面白いアイディアの創作料理に"Great!"と感嘆の嵐でとても喜んでくれた。現在イギリス在住の彼らはイギリスの食文化の貧しさを悲嘆していたので、余計日本人の食に対するセンスの良さに魅せられているようだ。彼らがイギリスから旅行にでる近隣の国とその国の言語について、ポルトガルと日本の歴史上の接点(本当に天麩羅はポルトガル人が運んできたのか)などという面白い話題で盛り上がり、酒に弱い奥さんも気分が乗ってきたらしくわたし達と一緒に日本酒を飲んで、一層元気になったところで店内が混んできたので移動することになった。

お勘定をしようと財布を取り出すと、2人が「前回払ってもらったから今回はわたし達に払わせて」と言う。前回って3年前、、、。「律儀」という言葉は日本人の辞書にしかない言葉なのではないかと半分思っていたけれど、それは誤解だったと思った。彼らが欧米人的な大らかさに加えて日本人的な繊細さも兼ね備えた人達だからこそ、付き合いやすいのかもしれない。

カフェに移動しても話は尽きなくて、だんだん夜が深くなっていった。話し疲れた頃2人はステレオから流れてくるアストラッド・ジルベルトの"イパネマの娘"を一緒に口ずさみ、こんなロマンティックでスウィートなことを歌っているのだと訳してくれた。そしてまた今度は南米の話題に、、、今夜は一晩で世界中を旅した気分。


Michelina |MAIL