My life as a cat
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2004年12月07日(火) ミケリーナのファッションチェック

若い日本人留学生やツーリストで溢れかえったシティを歩いていていつも気になるのは彼らの洋服の色。どうして日本の若者はくすんだ色の洋服ばかりを身につけるのだろう。男の子はそれでも気にならないけれど、女の子は肌も綺麗だし、化粧もうまいのに、濁った色の服を来て、ただでさえ欧米人より彫りの浅い顔が余計にぼんやり見えるのがもったいないと思う。くっきり見えて派手なら良いという意味ではなくて。全身くすんだ色で統一しているなんて人も少なくない。あのすごく細身のパンツとくすんだ色でなんとなく垢抜けなくて貧乏っぽい印象を受けてしまう。

対照的にこちらのお婆ちゃんは普通に赤や青といった原色のワンピースを着て杖をついてバスに乗り込んでくる。でもその服の色だけで実際より少し元気な印象を受ける。実際、鮮やかで綺麗な色を着こなすような老人は背筋が伸びていて、気持ちがシャキッとしていることの現れのように思う。これが全身くすんだモスグリーンなどだったらもっと老いて見えるだろう。

そういえば先日から話題に出している塩野七生の「男たちへ」でも同じようなことが書かれていた。「私は大変な愛国者だが、いや外国住まいが長い人は99パーセント愛国者になるから、これでも月並みなセンを行っているわけだけれど、日本の洋服の色の、なんと言うか鮮やかさの欠ける、つまり汚れているような色にだけは、どうしても愛国心をはっきすることが出来ない・・・・ デザイナーは、女の肉体というものをほんとうにきちんと眺めたことがあるのだろうか。そして、日本の女の肌の色も、また髪の色も」と書かれている。

と、こんな風に客観的に人の服装をチェックしてブツブツと言うわたしもピーコのファッションチェックは受けたくない。


Michelina |MAIL