My life as a cat
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2004年11月23日(火) 移民の国

ここに来たばかりの時よく遊んでいた仲間がいた。全員移民や留学生だったのでぽつぽつと自国へ帰っていき、結局残っているのは日本とここを行き来しているわたしとこちらの大学を卒業したばかりでまだ進路も決まらぬままとりあえずここの永住権を獲得したマレーシア人の男の子だけだった。そしてついに彼もマレーシアに帰ることになった。わたしに本をくれるというのでお別れの挨拶がてらランチを食べてから彼の家へ物色しに行くことにした。

玄関のドアが開いた途端に小型犬が2匹飛び出してきてシッポが千切れそうなほど振り回し妙にわたしになついてきた。家の人にはそこまで激しくないらしいのだが、彼いわくストレンジャーが好きらしい。そして本を物色している間も顔や腕をすごい勢いで舐められ、ついにわたしの膝に乗っかりそのまま粗相されてしまった。彼が叱ると一瞬悲しそうな顔をして動きを停止したのだが、やっぱりわたしが好きらしく懲りずにわたしに飛びついてくる。あらゆることでことごとく趣味の合わない彼とは本の趣味も合わず、唯一欲しかった"The history of Japan"は読み途中だと言われ他のフィクションの小説を2冊だけもらってきた。

はぁ、わたしはこんないきさつで引き取った品を沢山抱えている。本、英英辞書、食器、鍋。先日一時的にここを去った女友達が「身内もいない、かといって友達ができても長々とした付き合いがのぞめないここで結婚して子供を産んでなんて考えると不安になってしまう」と話していけれど、ホント出会っては去ってと一期一会の繰り返しばかり。

溜息をついて家路に着くと、日本からメールが届いた。来月彼女がこちらに帰ってくる!わたし達はお互いに持っている和書は必ず交換して読んでいた仲だ。「欲しい本があればリクエストして」とのこと。あぁダブルで嬉しい。さて何をリクエストしようかな。


Michelina |MAIL