気がつきゃライブの時間だぜ
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| 2007年05月11日(金) |
◎四星球@寝屋川ビンテージ |
寝屋川ビンテージは 初めていくライブハウスでした。 HPの地図を見たら 駅からすぐだったので 今日は 地図をプリントアウトせずに出かけました。
そしたら なんとまあ、 全然わからないじゃないですか。
駅から3分、とか書いてあったのに なぜわからないのがわからない。
さんざん迷ったあげく、 寝屋川に住んでいる友人に電話をして 教えてもらいながら やっとたどり着きました。
ホールに入ってみると 奥行きがなく 横長なわりに ステージが高くて なかなか 見やすそうな感じでした。
さて 四星球。 登場のコスプレは ビールです。 その前に まさやんが 道あけてください、みたいなことを言ってました。
で、このビールは
♪ 飲んで飲んで飲んで・・・・・ 飲んでっ!!
って お客さんに頭を突き出して わたし おおウケですよ。
笑いまくってしまいました。
え・・・・・とね、 ここまで書いておもったんですけど あまりにも時間があきすぎてしまって 部分的なシーンは覚えてるんですが、 どうしても それがどこだったが繋がっていきません。
なので 今回は 個々に覚えてるところを書いていくことにします。
まずはやすおくんです。
コスプレは 登場のビールでは ビールの時のはだいろ全身タイツを脱いだら 下に筋肉むきむきタイツ着てました。
やっぱり 股んとこ破れてたし、 描いてある赤いパンツを脱ごうとしていました。
「バブル」 の時は スクール水着におばあさんのカツラ。
「や〜かましなあ、あんたら。 おじいちゃんが起きてまうがな。 さ、ゲートボール 行ってこ。」
で、次に出てきたら はげヅラにみつあみでこれも充分笑えた。
そうそう、ここ、 ステージ横に 螺旋階段があるんですけど やすおくんはここから スクール水着で降りてきてました。
「吉野川」 の時やったかな、 女の子に花あげるとこあるでしょ、 あそこで 女の子に花を捧げながら
「この花の花言葉を知ってるかい?」
って 聞いて
「宗教。」
ウケた。 こういうのだいすき。
あとで もう一回このパターンがあって その時は 花言葉を
「組織。」
またまたおおウケや。 ほんまにすきです。
それから 菓子鉢みたいなん出してきて それでお酒を飲むまねをしていました。
そしたら U太くんが
「なんかかっこええがな。」
って言ってましたけど、どこがかっこええのやろ?
若者の感覚かな?
わたしは狂言の所作を思い出して なかなか粋なもん取り入れるやん、って思いました。
そやそや、このへんで 「よごれ!」 を連発してました。
金髪のおねえさんがいて その人に 「インターナショナル!!」 とかって叫んでたんですが、 そのおねえさんは 「ちゃうちゃう。」 って言ってました。
でもやすおくんは それ以後 ずっとそのおねえさんに 英語で絡んでました。
その時も
「IT'S YOGORE!」 (よごれ) 「SINOBI!」 (しのび) 「YOGORE IS SINOBI!」
と めちゃくちゃ叫んでました。
で、自分の周りをかきまぜるしぐさをしながら 「よごれ水!」
って言って さっきの菓子鉢みたいなので 汲んで かけるまねしてました。
はっきり言って なんのことだか さっぱりわからなかったのですが そのわからなさが めちゃくちゃおもしろくて もう笑いまくってしまいました。
ある意味 シュール? ちがう?
もうほんまに 思い出したまま書いていきます。
肌色の全身タイツは 最前列にいた女の子に ファースナーおろしてもらってました。
おろした子は となりの女の子に拍手してもらってました。
でね、この拍手してた子、 そのあとに やすおくんに 脱いだ靴下差し出されたり 握手の手をさしだされたりしてたんですが その子が 手をのばすと やすおくんは さっと手を引っ込めるんですよ。
そんなのを 6回くらい繰り返してたかな。
でも 律儀にそのたんびに 手を伸ばしているかわいい女の子でした。
そやそや、極めつけは
「わ〜〜〜〜っ!!」
って 思いきり驚かされてた〜。
それから ホールのサイドのスペースに おおきなモニターみたいなのがあったんですけど やすおくんはそれを見ると
「うちの家にカラーテレビが来ました。 さあ、みんなで力道山を見よう。」
って言ってました。
実際 家にカラーテレビが来た時代を知ってるものとしては 大変おもしろかったんですが、 カラーテレビが出来たころには もう力道山は いなかったと思います。 ジャイアント馬場ちゃうかな。
力道山って 街頭テレビとかのころでしょ。 さすがにわたしも そんな頃のことは知りませんが。
あと小ネタとしては
「滝川クリステル。」 っていうから なんのことか、って思ったら
「あ、ここは寝屋川ビンテージでしたね。」 って・・・・。
それから 「バブル」 の時、 卓球のラケット持ってきて 後ろのお客さんに 8の字を要求してました。
「ちょっと待って―!!」 の時、 水着で後ろ向きによつんばいになって お尻あげてた。
めっちゃ笑った。
ごめん、思わず言うてしもたです。
「あほや〜〜。」
それで もう一回 ♪ ば〜ぶる ばぶる ば〜ぶる〜 の時 このスタイルで
「ちょっと待って〜〜〜!!」
ってやってたんやけど
「別に意味ないねん。 もう一回やりたかっただけやねん。」
って U太くんににこにこ笑いながら言ってました。
ま、ま、こんなあほなことばっかり書いてますけど 心にじんとくるMCもありました。
「ハワイアンブルーのある風景」 の前に 前にジッターバグで言うてた ぼくには夢がふたつあって、の話しの後に
「いろんなものを犠牲にしてバンドやってます。 でも CDが出て それが売れたら そんなものが もどって来るような気がします。 それがもどってくるまで ずっとやり続けたいと思います。」
と言っていました。
なんかちょっとせつないことばでした。 ちゃんとまわりを見ながら 歩いていってるんやなあ。
と言っていました。
なんかちょっとせつないことばでした。 ちゃんとまわりを見ながら 歩いていってるんやなあ。
まさやん いきます。
今日のボケのコーナーは ギターバランスでした。
それから ギターの両端にひもつけて ギターをステージから ホールの方へぶらさげて そのひもを交互に ひっぱりながら ギターヨーヨーやってました。
そのまん前に 友人のこどもがいたんですが きょとん、と言うか ぽかん、と言うか、 あぜん、と言うか・・・・・
でもねえ、そんなこどもたちを見るまさやんの目も すごくやさしかったです。
やっぱりこどもすきなんやろね〜。
ああ、そやそや、 ブリーフで登場して ピンクのハーフパンツ穿くとき そのハーフパンツのすそを捲り上げていました。
非常にこっけいな姿になってました。
フラフープの時は フラフープを渡しに来た黒子が ステージにもどろうとすると その黒子を何度も蹴って 落としていました。
この前 スタークラブでされたのとおんなじことやり返してました。
「バブル」 は、なんか久しぶりやったような気がするんやけど これに入る前に
「3番テーブル入ります!」
って言う前のまさやんの真剣な顔!
なんかめっちゃ気合いれてから 手を上げて 言っています。
なにやろ、なにがあるんやろ、この言葉に。
と 思わず引き込まれそうになってしまうくらいです。
それから やすおくんがお着替えにいって まさやんが 「ば〜ぶ〜る」 を指導するとき ギターをね、さっと後ろに回すんですよ。
それが すごく型が決まってて あざやかなんですよね。
わたしは あれを見るたび、 ああ、いいギターリストだな、と思います。
なんでやねん、て?
なんでやろな・・・・。
U太くんはね、 「ぼけてぼけてぼけまくるのさ」 のとこのベース、いいですね〜。
それから やすおくんに突っ込む時と 演奏する時の 静と動のギャップ、 これ、なんかめちゃ素敵やな、って思います。
動だけやったら わたし、 「なんかストレスあるんかな、近寄らん方がええ人かな。」
って 思いますもん。
演奏の時、 ものすごい足の指に力入ってるんですね。
ごっつい気合やな。
それから そうやそうや、 なんの歌やったかわすれたけど
「ぎゃお〜っ!!」
みたいに 思いっきりシャウトしてるのを見ました。
通販で送られてきたCDで 初めて 「のっぺらぼう」 を聴いた時、
「な、な、な、なに言うてんねん、 さっぱりわからん。」
って思ったのと同時に
「こんだけシャウトで録音できるバンドってすごいなあ!」
とも思いました。
ちょっとわたしには あこがれのシャウトだったんですが U太くんのシャウト見て そうかそうか、って 思いました。
てっちゃんは、この日高熱があったそうです。
ツアーってそういう時が大変ですよね。 わたしはこの前、 遠足の前日に 猛烈な下痢になって ほんまに冷汗ものでした。
点滴に 心から感謝しました。
で、てっちゃんも なんか目がしんどそうでした。
明日は 確か京都やんね。 わたし、エレファントカシマシのライブ行くけど 元気になっててほしいもんです。
この日、途中くらいから ステージにずっと靴が転がっていました。
赤のスニーカー。
見るたび おかしくなりました。
あ、そうそう、 今日 感じた大事なことがあった。
ひとつはね、 ユニゾンが魅力的なバンドやな、って思ったんですよ。
ユニゾンって むずかしいじゃないですか。
ビートルズも ユニゾンが印象的ですし、 わたしが ユニゾンで一番すきなのは TULIPの 「心の旅」 のサビです。
ちがう声質が 同じメロディで重なって それがすごく歌の表情を作り出してる感じで とてもすきなんです。
で、四星球もそうだな、と思いました。
CDで聴いても ライブで聴いても それぞれにちがう声質が それぞれを主張しながらも ひとつのところにあいまって来てて 胸にせまってくるものがあるように思いました。
それから もうひとつは やすおくんが はじめの方にMCで
「ぼくらの歌はBGMにはなりません。 手 振ったり、いろんなことします。 BGMにはなりませんから みんなで楽しんでください。」
と言いました。
わたしはそれを聴いて
あ―! そこや!!
って思いました。
そうなんですよ、わたしはBGMになる音楽は嫌いなんです。
だから エレファントカシマシがすきになったんです。
そして 四星球もすきになったんや。
BGMにするなんて もったいないですもんね。 一回一回 ちゃんと聴きたいもん。
そっかそっか、そこんとこに惹かれたんやってんなあ!
なんかすっきりして うれしい気持ちになりました。
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