気がつきゃライブの時間だぜ
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| 2006年11月13日(月) |
◎SHIBUYA HEART ATTCK!06@渋谷O-nest、O-crest編 |
さて、そんなわけで 最初のライブハウスをあとにしたわけですが、 次に見たいバンドは 鶴。
なんか全然しらないバンドなんですけど ミナミホイールの時におもしろいという話しを聞き、 渋谷O-nestというライブハウスにむかうことにしました。
でも鶴の出演は まだ1時間後。 だけど なんせこの地図ですから 行ける時にたどりついとかんと、と思って 途中で なんとかCITYってとこに寄ったりしながら のんびりと ライブハウスを目指しました。
そのライブハウスは エレベーターで 7階かなんかまで行き、 螺旋階段で1階降りてくるという ようわけのわからん構造でした。
ホールにはいってみると 今やってるバンドは H. というバンドです。
もちろん 見たことも聴いたこともありません。
が。
ところがです。
わたしは 元気そうなボーカルさんが ワンフレーズ歌っているのを聴いて 即 「すきっ!」 って思いました。
ちょっと声が がらがら声で POPだけど わたしのだいすきなダサい感じが入ってて 何といっても 歌の素直さが投げつけられたかのように届いてきます。
ほんとにワンコーラス聴いた時には わたしは ここに来たのは運命だ、と思いました。
だって 時間つぶしに来たわけですよ。 それも お店とか寄りながら めっちゃどうでもいい感漂わしながら 来たわけですよ。
それが こんな好みのバンドに しゅたっ! って会えるなんて もうすっごい運ですよね!
ほんとVO. めっちゃおもしろい! かわいい! すき!
やんちゃで あほで 歌せつなくて 最高ですよ!
歌にはいる前のMCでね、
「おれ 悲しいことがあったんだ。 ひとりなべしちゃったんだ。 悲しいぜ。
『そろそろうどん入れるか?』 『そうだな』 とか 一人でやって。
だから 誰か鍋しに おれんち来ない?
(この言い方 めっちゃきしょい)
で、そのあと 大人の時間を楽しもうぜ。」
がっはっはっはっは――!!
見かけは クラスによくいるおもろ―て モテへんタイプなんやけど ダンスは イケてる系のまねっぽかって それも ほんまにおもしろかったです」。
でも、歌を聴いてると ちょっとじわ・・っときたりもするんですよね。
関西の方で ライブやってるかどうかはわからないけど また 聴きたいな、と思いました。
そうそう すんごいたのしいフリーペーパーをもらいましたよ。
で、鶴です。
セクマシも H.も人は多くなかったんですが 鶴はどんどん人が増えてきて ライブハウスは ほぼ満員になりました。
人気あるんですね。
この人たちは スリーピースバンドです。
70年代風のシャツと アフロのかつらをかぶっています。
70年っぽい歌をやるのかと思ってたら 結構 今ウケるふうな おしゃれなノリのいい曲でした。
ボーカルも 今までの2バンドとはちがう、 やわらかい ちょっと力を抜いたふうな歌い方でした。
ホールのお客さんたちは 気持ちよく からだを動かして聴いています。
MCも アクはつよくないですけど なかなかおもしろくて ラップで自己紹介をしながら
「鶴です!」 のところで 腕を鶴の形にするのをやらされました。
あれ おもしろかったです。
帰りにCDを売っていたのですが かなりの人が 買っていました。
階段上がって ライブハウスを出ようとすると 階段のところで 永島さんがチラシを配っていました。
がんばるな〜、ワタフラ。
で、次は ワタナベフラワーを見に 向かいのO-crestというライブハウスに行きました。
ビルの5階なんですが、 この時のエレベーターがめちゃ変わってました。
乗る扉と降りる扉がちがうんですよ。
荷物運搬用には こういうエレベーターを見たことはありますが、 乗ったのは初めてでした。
そう、荷物になったような気持ちでした。
先週、シンスケくんが 「おしゃれな きれいなライブハウスですよ。」 と 教えてくれたとおり、 とてもきれいなところでした。
入ると 私服のクマちゃんが歌っています。 公開リハのようでした。
それで ホールの右側の壁にスクリーンがかけてあって なんか映画みたいなんが上映されています。
モノクロで 病床らしきお年寄りが映っていたので 社会派の映画かな、と思っていたら よくわからんシュールなやつで シャツにステテコのじいさんがいっぱい出て来て みんなで自転車こぎ
(ほら、あのダイエット体操でよくある 仰向けに寝て 足を上にのばしてペダルこぎするやつ)
をしているという ほんとに意味不明のものでした。
非常にバカバカしいもんなんですが、 誰も笑わへん。
見るでもなく見ないでもなく その空間にいて 普通に受けとめているお客さんたちです。
わたしも ひとりやし、 バカ笑いできるわけもないんですけど 大阪やったら 笑ってたやろな。
きっとそこらへんから 「なにこれ〜。 わけわからんわ〜。」 「なんでこんなんやってんの〜。」 「ははは、あほちゃう〜。」 って 声が聞こえてきて それなりに笑ってたと思います。
それとも あれはほんまに笑うたらあかんもんやったんやろか。
東京、ようわからん。
この時に一番、東京にきていることを心細く感じたわたしでした。
映像のレポ、いつまでやってんねん。
はい、ワタナベフラワーです。
人の入りはまあまあ。 初めてっぽい人も 結構いました。
なので 王様クマちゃんが後ろから登場してきたときには どお〜っとわきました。
クマちゃんのマントには 「シブヤ系」 と書いてありました。 今日は 自分ではずしていました。
1曲目は 「わーい」。
東京やし、なんかあっけに取られてるみたいな人も多いし、 手、あげるの恥ずかしいかな、と思ってたのですが、
クマちゃんの 「わーい!」 って声とともに しっかり 条件反射的にあげていました。
気付けば まわりのお客さんもだいたい手を上げていて 初めてらしき人に
「あげなさ〜い!」
って クマちゃんがからんでいくと みんな笑いながらも 上げていました。
それから ♪ なんにもいらないよ〜 のところのしゃぼん玉、 なぜか 今までにないおおウケでした。
今日の位置は むさくんの方の真ん中あたりだったんですけど ステージがすっきりとした感じだったせいなのか、 もみくんが とてもかわいくみえました。
もみくんは ごちゃごちゃっとしたとこより こういうきれいなところの方が映えるのかもしれませんね。
2曲目は 「ミュージックマン」 でした。
テンポの変わる ♪ だいじょ〜ぶ のところで クマちゃんは 両手を広げ 腕でウェーブしてました。
タコ踊りみたいでしたけど 本人は気にいってたみたいで
「これからこれでいこ。」
って言ってました。
それから 日曜日やったんで 「日曜日」 も歌いました。
なんか めっちゃ楽しそうなクマちゃんで 「こんな汗っかきな僕でも メジャーデビューできました〜!」 とか言って おおはしゃぎでした。
そして ほっぺたふくらまして 「みんな怒ってる?」 とか言うと 後ろの女の子が笑いながら 「かわいい。」 って言ってました。
わたしは その前の日に聞いた、
クマちゃんが 初めて大阪の新世界に行って 串カツ屋で そこらのおっちゃんに
「おまえ ブサイク。」
っていきなり言われた、って話を思い出して 笑いがとまりませんでした。
クマちゃん、大阪はこわいそうです。 そうやな〜、 神戸で怖いのは 「や」 のつく人たちだけやけど 大阪は そこらの一般の人たちが ある意味怖いからな〜。
あ、かわいいで思い出した。
もみくんのかわいいネタ、もうひとつ。
(ボンさんに捧げます)
クマちゃんと向かい合って フレーズ弾いてる時、 クマちゃんが誘うように きゅって首をかしげると もみくんもそれに答えて きゅって首をかしげて にこっ・・て笑いました。
それが めちゃかわいかったです。
絶対 ファン増えたと思うわ。
え〜と、前 神戸のNHKで歌ってた フルーツの歌 歌ってました。 てっきり お蔵入りになったのかと思ってました。
その時にバナナを 投げたんですけど わたしをかすめて飛んでいって 後ろの人がキャッチしていました。
残念! ・・って思ったわけですが、 考えてみりゃ バナナもらっても あとあと困りますよね。
夜の渋谷の町を バナナ食べながら ひとりで歩くって さっきの映像のじいさんよりシュールですやんね。
クマちゃんの今日のタオルは わりときれいな ミッキーでした。
終わって ライブハウスを出る時 後ろの子が
「ねえ、なんかあたしたち、 今日 パフォーマンス系ばっか 見てない?
H. に 鶴に それで これ (ワタフラのこと)。
もうこうなったら 最後はスキップカウズに行きますか〜。」
う――ん、おしい!!
それにセクマシ入ってたら パーフェクトやったのにぃ――。
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