気がつきゃライブの時間だぜ
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| 2006年11月04日(土) |
◎ワタナベフラワー@大阪ビジュアルアーツ専門学校 |
連日になりますが、またまた学祭に行って来ました。 今回は 無料です。
8階に体育館があるという学校で その体育館でライブがありました。
しかし、とても立派なステージです。
3日のヒューマンアカデミーといい、ここといい、 学祭の方が立派なステージですね〜。
で、なんかわたし、 2列目の真ん中に立つはめとなりました。
最近こんな位置ないから なんかどうしていいかわからない。
一番目のバンドは TAKA。
O.A的な感じだったので 若手バンドと思いきや 出てきたのは かなり年いってるふうな人たち。
なんでもしばらくライブから遠ざかってた人だそうです。
四人の合計年齢が160歳ってことでしたから エレカシと同じですよね。
そう思えば エレカシはやっぱ若いですわ。
ベースがいなくて ツインギターだったんですが このギターが ふたりともなかなかうまくて なんかこう キャリアを感じました。
「音楽で金儲けをするのはいやなので これからも無料ライブとかしていきたい。」
みたいなことを言ってはったけど 実家 金持ちなんかなあ。
で、次がワタナベフラワー。
ステージとお客さんエリアが 胸の高さくらいのフェンスで分けてあるんですけど クマちゃんは どうやって登場するんかな。
このフェンス乗り越えるんかな。
・・と まるでスタッフのような心配をしてしまいました。
♪ カニ食べ行こう〜 で 登場してきた3人は ヒゲダンスでした。
そして ライブがはじまる〜 の歌が始まって
おおおおっ!
クマちゃんは 2階のバルコニーから 王様マントと冠で 登場だっ!
そこから 会場に降りてきて 永島さんに肩車してもらって そうです。
フェンスを乗り越えました。
すごいなあ、クマちゃん、 気合い入ってるやん。
わたしは もろクマちゃんの通り道横だったので のんびり 床に置いていたかばんを持って 道をあけました。
で、クマちゃんがステージに上った時には わたしのもとの位置には 3〜4人の女の子が ぎゅ〜ってつめてきていて ちょっと横においやられてしまいました。
でも 怒ったりしないわ。
これって クマちゃんのパフォーマンスに 心を揺さぶられた子たちが 押し寄せたってことですもんね。
うれしいことじゃないですか。
(ファンの鑑やな、わたし)
それで 1曲目は 「元気がいい」。
クマちゃんはマントをひるがえしながら 歌っていて このマントの生地が 安物の裏地っぽいやつだったんで ほつれたところが口の中に入り ちょっと 歌いにくそうでした。
赤のマントだったので そのほつれた糸が 口にへばりついていて 糸なんだか、血なんだかわかりませんでした。
もしかしたら 久々に口から血を流すクマちゃんだったのかもしれません。
そうだったら なんかうれしい。
(わたし ようわからん・・・?)
途中、そのマントをひるがえして 頭からかぶり あかずきんちゃんみたいになってました。
そして マントを 長い髪を梳くような仕草でなでつけ しなを作って むさくんの方を 熱く見つめていました。
むさくんは 笑いながら ベースを弾いていましたよ。
歌ったあと、 「なんか口に入って うっとうしい。」
と言いながら 首のところで結んであるマントの結び目をほどこうとしたのですが
「取れへん。 取って。」
と むさくんに言っていました。
近づいて 顔を近づけながら マントの結び目をほどいてやる むさくん。
なにやら 完璧に妖しげな図です。
・・・・。
もう。
なんか MATCH VOXのチャックあげといい、 この前から こんなんばっかり見てる。
2曲目は たしか「ビバ結婚」。
サンバホイッスルを 永島さんに投げる時 ちょっと遠くに投げ過ぎて 永島さん キャッチできませんでした。
ホイッスルは 鉄柵にひっかかってました。
あと、なんかねえ、 「すごくいい気持ちで 心臓がぴくってなる。」
って クマちゃんが言って
「なあ。」
って むさくんに言ったら むさくんは
「ぴく? ・・・う〜ん。」
って リアクションに困ってました。
それから
「クマちゃんって呼んで〜。」 の連発。
「クマちゃ〜ん」 って 声がかかると めっちゃうれしそうでした。
そしたら そんな声の中を割って
「もみく〜ん!!」 の声。
間髪入れずに クマちゃんが
「じゃ〜かましんじゃあぁ!!! ごらぁ!!」
こ、こわ〜・・・。
ちょっと マジこわかった。
で、クマちゃん、もみくんに
「ほら、なんか言うたら。 『ありがとう、にこっ』 みたいなん。」
そこで むさくんです。
「いや〜、ありがとうね〜。」
「おまえちゃうわ〜! キモいんじゃ〜!」
お決まりやけど笑えるわ、これ。 むさくん かわいいし。
その間にも 「クマちゃ〜ん」 の声があって もみくんは
「クマちゃんって言うてる。」 ってふってました。
新曲も歌っていました。 メルマガで
「君の涙が落っこちそうになった時 僕の指が助けるよ」
みたいな歌詞だと書いてあって それは いくらなんでもわたしムリ、って思ってたんですけど アップテンポにのって 曲がつくと 自然に聴くことができました。
かわいい感じの曲でした。
あともいろいろ曲を聴きながら わたしは なんかすごく懐かしいような気持ちになってきました。
なんだろうなあ、と思ってたのですが わかりました。
この学祭の手作り感に あの去年の12月のワタフラワンマンライブの雰囲気を 思い出してたんです。
ああ、あの時のクマちゃんみたいやなあ、って。
それから メンバーの着ているシャツが みんな よれよれになってきている感じで それが すごくワタフラらしい気がしました。
6月にHMVのインストアライブに行った時は ぱりっとしてて ああ、メジャーになるんや、って思ったのですが このよれよれのシャツを見て クマちゃんたち ライブでがんばってきたんや、 メジャーになったけど ライブがんばってきたんやな、って そんなことを感じました。
最後の 「わ―い」 は 思いっきり 手を上げて歌ってきました。
ライブが終わったら 後ろの女の子が
「おもしろい人らやなあ!!」 って
すごく嬉しそうに言っていました。
とても楽しいライブでした。
物販のところに行くと 永島さんが ワタナベ新聞を配っていました。
載ってたむさくんの写真が めっちゃおもしろかった。
この新聞を見て あ、わたしも新聞作りしよ、って思いました。
それから 次は ロットングラフティー。
どんなバンドだか全然知らなくて で、このあと 予定もあったんで どうしようか、と思ったんですが
「かっこいいですよ。」 と 教えられて じゃ、少しだけ見てから行こう、と思いました。
演奏が始まると ベースが むさくんのと同じベースでした。
・・ちゅーことは わたしのすきな音かもしれない。
始めはよくきこえなかったんですかど 聞こえてくると やっぱり これはすきな音でした。
ベースの音がいいと 気持ちよくなって かなり音楽楽しめますよね。
音楽としては めちゃノリがいいし、 楽しいし、 勢いもあるし、 よかったんですけど
わたしがはまるジャンルではなかったです。
でも すきです。
そんな感じで 結局最後まで聴いてました。
ただ、白い帽子かぶった人のMCが サバンナの、ほら、あれ、
「自由だ―っ!」
ってやつ。
あれに似てて わたし ずっと笑ってました。
すみません。
なかなかいい学祭ライブでした。
40歳のバンドが O.Aで 若いバンドがトリで
う〜ん、これ、素晴らしいと思う。
学祭らしい、学祭でしたね。
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