気がつきゃライブの時間だぜ
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2006年11月03日(金)   ◎セックスマシーン@ヒューマンアカデミー大阪校


 今日はお金のいる学祭ライブに行って来ました。

 場所は心斎橋のヒューマンアカデミー大阪校。
 大変立派な学校でした。

 で、開場時間に行ったのですが
 なんだかライブに慣れない学生さんスタッフが
 右往左往していて、
 要領を得ないこともしばしば。

 でも なんかやたら一生懸命なのは伝わってきて
 ちょっと学生時代が懐かしくなりました。



 階段のところに並んでたのですけど
 まわりはいつものライブでは見かけないような人が
 たくさんいます。

 わたしの前の女の子は ハイヒールをはいていました。
 ピンヒールってやつ?

 ちょっと待ってよ、
 そんなんで踏まれたら 骨折するやん。

 と、思ったのですが、
 きっと彼女らは
 ライブ中に足を踏むことなどないライブに行ってるのでしょう。

 つまり 今日の対バンはそういうバンドってことですよね。

 全然 アウェイやな、うちら・・・。



 5:15頃 やっと開場になりました。

 めっちゃおもろい天然なスタッフのにいちゃんが
 「15分押しか・・。」
 と独り言を言っていましたが、
 
 ちゃいます。

 開場16:30 開演17:00 となってました。

 押しは 45分だよ。




 ライブ開場は ステージがちゃんとある
 とても立派なスペースでした。

 はっきり言って スタークラブの倍はある。

 スピーカーも上等そうでした。

 なんちゅ―金持ちな学校や。



 一番はセックスマシーン。

 BON JOVIが流れても 歓声は上がりません。
 まあ、しゃあないわな・・。

 わたしも 今日はなりふりを考え セーブしとこ。


 だって えらくステージが広いもんで
 あっちサイドで踊ってるたっちが なんかすごい遠いんやもん。
 盛りあがられへん。

 とか思ってたら、
 いきなり 徳本くんが目の前で

 「があぁぁぁぁ〜〜〜!!」 って。


 ああ、びっくりした。

 と思うまもなく
 わたしのテンションは いつも通りに。


 もーりーが出てきたら もう頭のネジはぶっとんでしまいました。


 

 しかし いつもとなんかちがう。

 森田くんがしゃべるたびに どっとわくことはわくんですが
 それは 「もーりー」 に対する歓声ではなく
 「なんじゃ、こいつ。」 的な歓声でした。

 でも だいたいは好意的な笑いで 
 わたしもそれに交じって いつもよりも笑い転げてしまいました。



 最初の 「いぇ―い!」 は もちろんすべりました。
 レスポンスしたのは 5人くらい?


 「だめだ、だめだ、だめだ! 特に後ろの婦女子!」


 婦女子って・・・。



 「わたしたち もっとおしゃれなバンド見にきたのよ、とか思ってるだろ!
  なのに最初に こんなビリビリのジーンズがわめいてるんだからな!」


 「いいか、おれが いぇぃ! って言ったら いぇぃ! って言う。
  いいか、わかったか。 

  いぇ―ぃ!!」

 「・・・いぇーぃ!」

 「・・・君たちにタイムラグっていうことを教えよう。
  
  タイムラグってわかるか?」

 「・・・・。」

 「ばかばっかりか―!!」 



 なんかもう わたしの横やら後ろやら
 大笑いが起っています。

 完全 色物やん。

 いや、それもおもしろいけど。



 C&Rはその後も 右側、左側、スタッフ、後ろ、と
 場所を限定して かなりしつこく続きました。


 森田くんが

 「最初にこっち いぇぃ! それからこっち いぇぃ!
  それから後ろ いぇぃ! ・・・」

 と言ってると 後ろの女の子が
 笑いながら 「うざ。」 って言ってました。



 それから 紙に書いたセットリストを見ながら

 「今日は6曲やる。
  最初は テンション、と書いてある。
  とにかくロックは テンションを上げないとな。

  で、次の話しは・・・。」


 とか言いながら ライブ告知をしていました。


 「おれたちは8年バンドをやっているが―。」


 ここで わたしの横のお客さんが

 「はちねん〜?!  はははは〜〜っ!!」

 って おおウケ。




 おいおい、ちょっと待てよ〜。

 ここ、ウケるとこか〜?


 
 その笑いの中には 間違いなく
 こんなこと8年もやってんのかい、って
 気持ちが込められていたように思います。


 そのおおウケに わたしはおおウケしてしまいました。




 で、「サルでもわかるラブソング」。

 なんかあちこちで わずかに手が上がるだけですが
 だからといって せずにはいられません。

 音楽を聴くと 自然に手が・・・。

 ああ、もうお終いやわ、わたし。
 観念しよ・・。


 そう思って アウェイの中、
 いつも通りに手を上げてきました。


 「お―れ― おま―え すき―すき―  お―れ― おまえ すき―」


 のリフレインだかサビだか主旋律だかわかりませんが
 それに入ると
 また 横の女の子 おおウケです。

 げらげら笑ってます。


 ま、ま、そういうことですよね。



 次は 「ネクラ」。

 「サビで君たちに ネクラネクラ、と歌っている。」

 っていってました。



 「報われないぜ」 の時でしたっけね、
 ぐわ〜って 前に乗り出してきて
 前の子 思わずのけぞってました。

 後ろの女の子たちは
 大喜びで

 「きゃ―! こわい―!」 だって。



 そして 

 「3曲終わったが 3曲くらい終わると
  だいたいセクマシ好き派ときらい派が はっきり分かれてくる。」

 「きらいだって人も 
  やさしい気持ちをいっぱい持っていてほしい。」

 みたいなこと 言ってましたっけ。



 で、物販もタオルとかCDとか紹介して
 
 「おれたちがうたっているのは 全部失恋の歌だ。
  最初の 『サルでもわかるラブソング』 も
  このテンションで告白したら ふられる、ってわけだ。」

 
 あれ?
 これは もうちょっと前に言ってたかな?

 ま、いっか。



 それから 

 「ステージがおわると タオルで頭ふいて
  さっきはえらそうなこと言って すみませんでした、
  みたいな顔して 物販にいるから
  声かけてくれると うれしい。」

 
 え?  うれしいの?

 じゃ、声かけよかな。





 で、「伝えたいことがないんだ」 の前に
 例のかわいそうな玉砕話し。


 「電話をする口実も 手紙を出す口実もなくなった。」 って。

 
 ほんまにかわいそうな話しやなあ。




 「いい人どまり」 は はっきり言うて
 歌詞 めちゃくちゃでした。

 別にええけどね。




 どこらへんの話しやったか 全然忘れてしもたけど
 ここの学園祭の10Fで 血の検査やってるらしく
 森田くんは それをしてもらったそうです。

 そしたら 血 さらっさらやったそうです。

 「不摂生してるのなあ。」 って言ってました。


 わたしの友人で 若い頃からかなり太っている子がいますが
 彼女も 健康診断を受けると
 血はさらさらで
 いつもお医者さんに

 「じょうずに太ってるなあ。」 

 って言われるそうです。


 そいういうのって 持って生まれたもんが大きいのかな。


 でも 森田くんは なんだか血がきれいそうですよね。


 ・・・。


 なんかようわからんけど わたし なに言うてんの・・・?




 ちなみに あとで張り紙みたら
 血の検査、500円でした。

 お金払ってしてもろたんかなあ、
 それとも バンドパスでしてもろたんかなあ。
 



 
 最後は 「Jフォン」。

 まわりで 手あげてるの、わたしくらいでしたが
 上げんとかえったんじゃ 今日寝られへんから。

 しっかり上げときました。




 ライブのあと 一緒に行ったアヤさん、ボンさん、りゅうたさんが
 物販に行くっていうので
 わたしは買うものはないけど 一緒に行きました。

 物販に 「えらそうなこと言ってすみませんでした」顔で
 謙虚に座っている森田くんに
 「御苦労さまでした。」 って言うと
 「あ、どうも、いつもありがとうございます。」 って言われました。

 ひえ〜、はずかし―。

 ライブ中は そちらもただならぬテンションになってるかもしれませんが
 わたしも 尋常じゃなくなってるし
 もう いやや〜!



 でも また行くけど。





 セクマシ初めてのりゅうたさん、CD購入。

 はまってください。

 そして ワンマンの際には
 ぜひ 三ノ宮にお越しくださいませ〜!

 


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