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2010年12月12日(日)
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GODSPELL@12/9の感想
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みんな、そんなに海老蔵が好きか? 彼の舞台見たことあるのそのうち何パーセントなんだ?と突っ込みをいれつつ、チャンネルを替える。
にも関わらず、「オーラの泉」の予言が的中とか言うNEWSまで入ってくるのだから、 情報は切りすぎるくらいで丁度良いのだろう。
で、ふと思い出して、山本さんが出た回の『オーラの泉』を見返した。それは4年前。29歳の時。
"自分のCompanyをお作りになればいいのよ"。by 美輪さん
それから4年経ってTeamYamamotoが起動したこと、いや、起動させたことには感嘆の極み。 もう一々の手続き、版権とか後援とか宣伝とか損益分岐点とか、もう、そんなことの一つ一つを片付けて、 今恙無く初日の幕を開け、無事公演を続けていることが素晴らしい。 もうその大変さの想像がつかないもの。 ちゃんとTeamをそう言う面で支えてくれる人もいるのだ。すごい。
それこれも含めた敬意を前提として、12月9日(木)で見た回の感想を。
総論としては、直後に書いたものを日を置いても同じく。 良い舞台だったが、『私の背な毛が、私の胸線が反応しない!』
うわっと思うより先に、身体のセンサーが反応する。 それが私の場合、背な毛を風が駆け抜ける感覚=これは超すげーということ、OR 胸線がきゅっと熱く痒くなる=心の柔らかい場所を鷲掴みということ、になる。
それはなかった。 理由は・・・考えたけどわからん。 つまり、そうだったということなのだろう。
以下は、備忘録的に。 ---------- 訳詞 ---------- こなれていて耳触りが良かった。 原曲のリズムとイントネーションが近かったからだと思う。 ミュージカルの歌詞って力一杯に日本語に訳しすぎて、字余りだったり、原曲の音色と違い過ぎて、 のりが崩れることがたまにある。 あと、J-POPでもあれだけ英語が入っているこの昨今で、その歌詞をあえて訳す必要性はなかろう、 と思うこともある。 その点、この舞台のは良かった。
---------- 舞台装置 ---------- 破壊と想像を思わせる舞台装置がカッコ良かった。 ステンドグラスのみ色がある(でも割れてる)のもアクセントになって良し。 光が差し込むとジーザスの髪の色が綺麗。ああこのライティングを意識したカラーリングなんだなぁと思った。
---------- 衣装・化粧etc ---------- キャラにもあっていたし、特に違和感なし。 ただ、ナツキ。顔だけ白く塗りすぎ。首と色が違いすぎて変だった。
---------- 歌 ---------- 歌える人を揃えていて、しかもそれぞれちゃんと基本もありつつ、個性もあり、平均点の平板さがないところが好き。 (四季って、全部じゃないにしても、無難すぎて引っかかってこないし、時にファストファッションなみに安っぽく聞こえる) ただし、時にハーモニーが崩れる。 特に序盤。複数の線が一本になりきれないところがあった。
---------- 音 ---------- 前嶋さんならもうちょっと印象強い音でも良かったなぁ。 音響の問題なのかもしれないが、音のつぶつぶが全体につぶれているとの印象。 コメが一粒一粒きらきら立っていず、べちゃっとしている感じ。
---------- 演者 ---------- オーディションで選んだだけのことはある。 そこいらの名ばかりキャストより、よっぽど歌える。 誰とは書かないが。卵投げて良ければ投げたい人もいた。
オーディションで演者を募ると聞いた時に、 若い人にチャンスを与えられる立場に山本さんが来たことに、感慨深いものを覚えた。 この舞台をきっかけに羽ばたいて、誰かが、後々、この舞台を転機、と語る日が来ると良い。
以下は人別に。
*桜井美紀さん キラキラしていて、目を奪われた。 静止画像より動画の方が魅力的な人。 *アフロくん がんばってる。休憩時間も含め。 人前でどーんと心を開く強さのある人。歌も太くていい。 *天辺くん 写真で想像していたのと全然違う柔らかな優しい声。 身体の後ろから入って前上方に抜けた。清濁を越えた声だと感じた。
*耕平くん きらきら。若木の伸びやかさ。 気持ちを吐くように歌っていたように思う。
*とみぃ PURE全開。
*みやちゃん 人に歌声を添わせるのが上手い。 声が細いのに、芯が有って、かつぜつ良くきっちり抜ける。
*明星さん いや・・・力量あるはずなのに、そして素敵ではあったのだけど、見た日はどうも抜け感がなかった。 どこかにつまりがある。 ここが流れると、コーラスに統一感が出るような気がした。 ブログは一番好き。っつーか、わかる。
*まみさん 切ない。一見強そうで自分でもそんなキャラで押しているくせに、心が乙女タイプの人。 いやというほど見て来たよ。 強そうで弱い。 常に糸をぎりぎりと強く張ってるもろさがある。生き方も声も。
そんな切なさ全開の歌声、堪能してきました。 あと、この人の他の演者を見ている目が好き。 *転球さん このシャウトな歌声好きなので、ソロがないのが残念。 存在が安心感をキャストにも山本さんにも与えているのは見てて分かる。
*なつき 歌手が歌うことと、女優が歌うことの違いがわかる。 場の空気を変える力は流石。 *あさひ 予想以上に歌えたことに驚き。 不穏な空気を余すところなく表現し、なるほど、この役は俳優じゃないとだめだ。
---------- 山本さん ---------- 日程が決まったところでも書いたがー。 この人の舞台って、きっちり水星逆行にはめてくるのだ。なぜか。
要するに復習であり、提出前再チェックである。
GODSPELLはもう、手品ありマイムありはもちろん、L5YありHedwigあり、さらには舞台装置はTTBにも似て、 まさしく総浚えだった。 『オーラの泉』を見た後で、竹中半兵衛とJesusは36歳で亡くなったのだなぁ。と思った。 35歳で亡くなった歳さま、モーツァルト、ジョナサンと合わせて5名。フルハウスだ。 これもまたある意味完成。
舞台の上の山本さんの安定感は言わずもがなだが、嘗てなく受容的であるところが印象的だった。 そろそろ年齢域的にも、火星の管轄にうつるし、ここで切り替えということなのか?
テンペストはさておき、(なぜおくw)次の展開を期待して待つ。
あー次はH列なんだー。全体が見られる。やったー。
alain
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