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2010年08月19日(木)
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『ちょんまげぷりん』を見た/『パンドラ2』の感想
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『ちょんまげぷりん』 少女マンガちっくだが、好き。
戸籍とかの社会制度をあっけあらかんと無視しているところとか、 子供との同志的関係だったりは、監督の嗜好と思われる。
アフタースクールとゴールデンスランバーと続けて見ているので、当たり前だが同じ匂いがする。
必死でありつつも、現実から数センチ浮いているような立ち位置、(それは社会に対しても人間に対しても)、 は、ある時代のサブカル系少女趣味であり、底が浅いとか言う人もいそうだが。
汗が発酵した匂いが立ち上る映画が好きな人はそちらに言ってもらえば良かろう。
ご都合主義万歳!安直な展開万歳! 人生を映画に教えていただかなくて結構。 人間のリアルも見せてくれなくていい。 同時に『キャタピラー』もやっていたが、あの手の映画が作られることに意味はあるだろうと思いつつも、 私はご招待されても絶対に(×120)行かない。
映画館で2時間過ごし、心にぽっと灯った小さな灯りで温まりながら帰る。 私が映画に求めるのはそんな時間だ。
錦戸亮がお侍さんを好演。 スーツだと気になる肩ラインの貧弱さや、現代劇(特にJでは)役割ふりが難しそうな、 翳りのある佇まいがお侍さんにぴったりであった。
『パンドラ2』4話5話(多分そのくらい)を見た。 飢餓列島と煽りながらも、どこか切迫感がない理由の一つがわかった。
あと90日しか日本の食料がもたないと新聞発表があり、スーパーではコメの奪い合いが起き、 犯罪が頻発しているという情勢で、
普通の居酒屋が営業してますかね? 喫茶店でコーヒー飲みますかね?
多分、そこらへんの描写のちぐはぐさが、話全体から空気を抜いているのではと思われる。 阪神大震災の後、瞬間的とは言え、5000円のソーセージがあったと言うのに。
食糧は配給制になっていたり、すると思いますが。 まぁそのあたりを描くのが面倒であれば、別に食べ物屋でなければならないシーンでもないので、 場所設定を変えてしまえば良かったのに。
alain
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