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2009年11月03日(火)

ほぼスイスとチェコ旅行の備忘メモ(追記その2)

マイケルの映画が好評だと聞き、「良いインディアンは死んだインディアンだけ」という言葉を思い出すのは、
ひねくれているのでしょうか。
マリリン・モンローの人気が日本で高まったのも死後だというし。
さすが仏教国というべきか、とは橋本治のコメント。(注:マリリン・モンローに対してのこと)

仏教って言えば、今日のドラマどんなもんだったんでしょうかね。
ちらちらは見たけど。

====旅行の備忘録==============================================
[◆スイス 総括]

"塀の無い刑務所"とはシンガポールの異名だが、"国民総軍隊"がスイスのイメージ。(自分だけか?)
統制主義的で自堕落を許さず異物は排除、徹底的に文武両道を旨とし、清く正しく美しく。
ご清潔でご立派で、表面温和だが裏で何考えてるかわからない。
男性優先。そりゃ兵力だからな。(女性参政権は日本よりおそく、地域によっては1990年代まで無かったという)
スイス人腹黒しの噂も聞いていた。

そんな印象であり、別段行きたい国ではなかった。
チェコに行くのに安い航空券を探していて、SwissAirが引っかかり、どうせ飛行機が止まるならば、
ほぼ通り過ぎたことしかない(ジュネーブに一泊)スイスという国を見てみよう。
折角行くならば山が見えないと。10月なら黄葉⇒Engadin地方は黄葉が綺麗。じゃあそこだ。
とそんな経緯で行くことになった。

印象は大して変わらないが、わかったこともある。
スイスの山は岩だ。

日本の国土も山がほどんどと言われているが、そんなもんじゃない。
まず岩で出来ている。さらに人が上れる角度じゃない。おまけに高い。しかも寒い。
あれじゃあ碌な作物が育つまい。つか、牧草ですら生えるのか?とも思う。

さらに、四方を天然の城壁、海で囲まれている日本と異なり、
西に絶対王政のフランス、南に衰えたとはいえローマ帝国の流れを汲むイタリア(っつー国家は当時ないにしても)、東にハプスブルク、北にゲルマン魂。

この環境の中、独立を守るには、あーだこーだと小うるさい奴を切り捨てて一意統制の体制を作り上げるのは
ある意味当然。
腹黒くなければとっくの昔に消されている。

しかも日本の南部はまだ温暖。放っておけば勝手に二毛作になる。
Engadin地方の名物料理なんて笑えるぜ。

ビュンドナー・フライシュ=干し肉
ビュンドナー・ゲルシュテンズッペ=干した野菜(にんじんとか)や大麦を入れたクリームスープ
結局保存食じゃん。
風土の厳しさが容易に想像できる。

さらには険峻な山で各盆地は分断されている。
行き来もままならない密閉された環境で一生を過ごすには、表面的になあなあで取り繕い、裏でねちっこく抱え込む気質が生まれるのは当然。

自然を尊敬するものでも調和ではなく、支配すべきものとの認識には共感しないし、力ずくの征服はどうかとも思うが、どんな山奥でもアスファルトで固められた散歩道はお散歩好きにはたまらない。
管理も異物排除も規律遵守も、旅行者には安全と予定の保証となる。
この国に生まれたいとも暮らしたいとも思わないが、旅行者には手頃な良い国だ。

ホテル代の高さにはひっくり返りそうだが、(日本人に言われたくないだろうなぁ)
スーパーで買い物をする気なら、美味しいもの(パンとかサラダとかハムとかチーズとかジュースとかヨーグルトとかビールとかワインとか)が安く買えるようにも思う。

また行ってみたい見たい。

次行ったらねー、絶対Churに泊まるんだ!
そしてビュンドナー・フライシュとエンガディナー・ヌストルテをいやっって言うほど食べてやる。
あとねあとね。夏のArosaでハイキングもしたいねー。

[◆スイス 総括]


alain

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