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2009年10月30日(金)

ほぼチェコ旅行の備忘メモ(10/19の続き)

先日、朝の電車内で唐招提寺ドラマの吊り広告を見る。朝からテンションUP。
今日は丸の内線の動画広告(っていうの?)で唐招提寺の宣伝を見るも、眼鏡なしだったので、
馬に乗せられて引かれてく刷雄くんの泣き顔は拝めず。がっくし。

来週からは新しいお仕事が始まりそうな、そうなじゃなくて、始まる。
最初の2週間が勝負かもなんで、がんばるか。
短期決戦ならなんとか根性も持つだろう。

あー、旅行の備忘録は疲れた。っつか飽きたが、ここまで来たらGOALまで走らないと気がすまない。

====旅行の備忘録==============================================
10/19(月)の続き。

道中のお土産屋を見ながらいこうと早めにホテルを出る。

しんしんと冷える。
この寒さに教会でコンサート。考えなしだったか?
ネロとパトラッシュは教会で凍死したんだっけ。
「パトラッシュ。なんだかとても眠いんだ・・・」

とにかく不自然に眠くなったら危険だ、と心に刻む。

カレル橋で版画(エッチング?よくわからない)を一枚と、オレンジが鮮やかな写真(一部加工あり)を購入する。いくらだったか忘れてしまった。売っている人が凍えてる。
引き上げ準備に入っている人もいた。

途中チェコの可愛いお土産屋さん、"マニファクトゥーラ"でクリスマスのお飾りを買う。
その後、教会の前のトイレへ。

トイレは事前情報通りほぼ間違いなく有料。
が、綺麗でいい。人がいるから安全だし。雇用創出といえばそうだ。
ガイドブックには3〜5CSKと書いてあったが、5(最安値は地下鉄Florenz駅)〜8(Karlovy Vary駅)〜10(大体ここ)に値上がりしていた。また小銭用意とあったが、まず人がいるのでお釣りを出してくれる。
その点スイスで有料のところは、コイン特定のため、そのコインを持っていないと入れない。
無人駅でそれは時として非情な事態も引き起こしそうな・・・。

[◆まとめ後悔]
4泊もしたらプラハ遊び放題と思ったが、結局時間が足りなかった。
寒さと雨に早々にホテルに引っ込んでしまったのが敗因か・・?

やりたかったこと。
・スーパーマーケットでクネドリーキの粉(レトルト)を買う(帰国後家で作る)
・スーパーに何が売っているのかを見て周り、例えば一人の人をストーカーの様につけて、どんなものをどんな組合せで買っているのかを観察。
・セーターを買う。
・古本屋でじっくり綺麗な葉書とか絵本とか選ぶ。
・市場を見て回る。(あのベリー詰め合わせが頭から消えないよう)
・鯉を食べる。泥臭くないという鯉を食べてみたかった。
・酢漬けのソーセージを食べてみたかった。見た目気持ち悪そうなんだけど、どんなもんなんだろう?
・酢漬けのキャベツを食べてみたかった。おおよそ味の想像はつくが、でも料理として供されるそれを食べてみたかった。
・プラハ城に隣接する公園に行ってない。こんなに近いところにいたのにー。忙しくて行く時間がなかったのだ。
・ユダヤ人地区にも行ってない。
・可愛いといわれる文房具も見たかったな。デパートの文房具売り場とかで。
・アイシングしたクッキーが欲しかったよう。写真ですごく可愛いかった。
お店の住所もメモったのにな。(=本屋で暗記)
[◆まとめ後悔]

午前中の客引きはまだチケットを売っている。
きっと午前中より安くなってるに違いない。
始まる直前に来て、値切って買えばよかった。叩けば半額くらいになったような気もする。

客引きががんばった結果、前半分はほぼ満席。後ろも半分〜2/3くらいは入っている。
この寒さの中上々では?

こちらは開演を待つ観客。着膨れているのは我々だけではない。



構成は弦楽四重奏。
第一ヴァイオリン(っていうのかな。所謂バンマス)はでぶ(女性)。
中々の技巧派のようだった。

演奏自体は至極の芸術というものでもなかったが、
(ヴィヴァルディの四季は何ヶ月か前、千住真理子で聞いている)
やはり反響が良い。
天井の壁面のびらびらした装飾に音がはねて、身体の前から後ろから音が細胞に染み込む。

心配していた寒さは思ったほどでもなかった。
(つまり寒かったけど、凍死レベルでは無かった。ということ)

行ってよかった。

外に出る。
更に冷えている。
予報では今日の気温はー2度とか。が、それ以上に冷えて感じる。

街灯がともるカレル橋や、ライトアップされたプラハ城を写真に取りつつ、巣穴に戻るようにホテルに戻る。

ケータイは夜景は苦手なようだ。が買った版画と同じアングルなので記念に一枚。


今晩は荷物詰めという大仕事もある。
とりあえず、とっととレストランで食べちゃってそれからやろうと思う。

今日はPike Perchを食べようと決めている。

最初Perchは鯉と思い込んでいたが、ある時はっと思った。
広島カープは鯉じゃん。鯉はCarpなんだよ!
じゃあPerchは何だ。どっかでスズキと聞いた気がする。が、スズキってどんな魚何だかいま1つ思い描けない。
白身の川魚だったようなー。
と思いつつ、チェコで始めての魚料理に胸が躍る。

前2回で居たしゃきしゃきと働くお姐さんが今日は不在の様子。

いたのは新顔のメンズ3名。
・マット・デイモンに似たブルネットの利口そうなお兄さん。彼がリーダー格と見た。(以下、マット・デイモン)
・アドニス風の金髪巻き毛。人の良さそうな間抜けで不器用そうな(マリリン・モンローも悩んだという金髪はパーの偏見かとも思ったが、その後この印象は正しかったことを知る)(以下、アドニス)
・カウンターににこにこと座る彼らの地元のお友達らしきBOY。小柄で俊敏で気はしが効きそう。(以下、俊敏くん)

本日の注文
・赤ワイン(小瓶)2本
・昨日と同じくHotel Julian Salad
・Pike Perch 秋の野菜の付け合せ添え

赤ワインは順当にやってきた。
がカウンターでにこにこ飲んでいた俊敏くんも厨房に入ってしまい、何やら厨房が慌しい。

俊敏くんが、覚えた文章をこぼさないようにと言った顔でやってくる。
「トラブルがありまして」
なんだなんだ
「今日はシェフがいないので、Perchは料理出来ないんです。」
呆然。今まで生きてきてシェフがいないレストランに入ったのは初めてですよ。
一気に続ける。
「変わりにサーモンはどうでしょう。お詫びといっちゃなんですが、デザートをサービスいたします」

「魚を頼んだから、替わりは魚じゃなきゃ。サーモンなら焼けばいいから何とかなるんじゃん?」
と考えたバイト3人組に敬意を評し、「良きにはからえ」と鷹揚に答えて下がってもらった。

後から思えばここで多少交渉すべきだった。
「何なら早くできるの?」
「簡単なのに変えてもいいのよ。スープとかビーフグーラッシュとか。(これなら出来てるのをよそるだけでないかと推測)」 とでも言えばよかったのかもしれない。

が、他のなら早く来たって保証もないからなー。
だってサーモンだってそんな時間掛かるとは思えないかった。
フライパンに切り身乗っけて付け合せの根菜並べて、バターソテーしてそれオーブンに突っ込めばDONE?(だよね?)
サーモン出現までおよそ1時間半かかるとは。この時点では知る由もなかった。

厨房からは3名のバイトくんのただならぬ声が響く。
1名がシェフに電話指示を仰ぎ、他2名が作業員ではないかと。もちろん全くの想像。

以下、あんまり暇だったので考えた想像図。
マットデイモン「オーダー。Hotel Julian Salada。まず何からどーすれば良いのか指示願いますっ」
シェフ「まず ロメインレタスをちぎる」
マット「ロメ・・・?何?」
シェフ「ロメインレタス。ふりふりがある緑の葉っぱ!」

マットが電話片手に、アドニス&俊敏くんにわめく。
「冷蔵庫からロメインレタスを出す!」
アドニス「ロメ・・・何?」
マット「ふりふりがある緑の葉っぱだ。」
俊敏くん「ああ。これか。袋にアイスヴェール書いてある。」
マット「ありました。袋にアイスヴェールって書いてあるやつですね。」
シェフ「それはアイスヴェールという葉っぱだ。ロメインレタスはもっとしっかりしてて長い奴!」
マット「それ違うって!」

とか何とかが繰り広げられているのではないかと・・・。

3組の客がほぼ同時に入ってきたこともバイト3人組の今晩の不運であった。

厨房からは皿やなべがひっくりかえらんばかりのやり取りが盛れ聞こえてくる。
バイト3名が厨房から出てくるたびに、息遣いは荒く、顔の赤みは強く、ため息は深くなっていく。
コントとしては面白い。

が、別にコントを見に来たわけではない。
3組の客は我々以外は年かさの夫婦、夫婦&娘の組合せ。
娘は30分を経過したところで、けっ!という面持ちで退出。

年かさの夫婦。
おっさんはビール啜ってるから和やかな見物モードだが、おばちゃんの眉間は時間と共に険しさを増す。

45分くらいしてからかなぁ。我々にHotel Julian Saladが来た。
昨日のHotel Julian Saladと材料は同じではあるようだ。

同じ材料でも作り手が違うとこうなるというお手本のような見た目。
ピラミッドのようにうずたかく盛りあげられた葉っぱ。
大胆にも3口大に乱切りされたパプリカ。
全体にまぶされたカッテージチーズ。(昨日は別の小皿にありましたよ)

そしてもちろん昨日は持ってきたバルサミコ&オイルはない。
「持ってきて」と言うのは簡単だが、とにかく3名があまりに必死に駆けずり回っているため、可愛そうで頼めない。

盛りは何だが、要するに葉っぱ。
食べられないことはない。サーモンが何時来るかもわからないため、ちびちびと葉っぱをかじる。

繰り替えすが、サーモン焼くのにどうしてそう時間がかかるのか意味不明。
厨房貸してもらって自分で焼きたい気持ち。

1時間経過。

「もう帰る!」
と帰らんとする年かさ夫婦をマット・デイモン必死で押し留める。
「あと10分。あと10分。」

そば屋の出前みたいだ。
どこの国でも言い訳文句は同じなんだなぁ。
めったに見られないものを見た。とそれはそれで結構楽しい。

ワインは既に飲んでしまった。
アドニスくんに赤ワインをと頼む。

アドニスは白ワインを持ってくる。開ける。
「あのー頼んだの赤ワインなんだけどー。」
「あー・・・・」
疲労困憊のアドニスくん。キャパを超えているようだ。

「いい。いい。それでいい。白でいいから」と鷹揚に受け入れる。
チェコ語がわかれば、「落ち着け。まずは落ち着け。まずは深呼吸」と声をかけてやりたい。

3組に食事を出し終えた。
我々のサーモンも来た。

1時間半は経過していただろうか。2時間近かっただろうか。

サーモンソテーは美味であった。
(けど、サーモンソテーってサーモン自体が美味しけりゃまずく調理する方が難しいと思うのだが)

秋の野菜はメニューにはカリフラワーとか書いてあったような気もするのだが、ソテーした芋であった。
ま、秋ではあるか。

「サービスです。」
バナナパンケーキ With ホイップクリーム&アイスクリーム。
チョコレートラインでお皿に飾りつけもされている。

お昼に同じメニュー食べちゃったんだよね。
っつーかお腹一杯だし。
でも手をつけずに出てきたら、何か悪いような気が・・・。とがんばる。

3組の客にも皆デザートを出す。
途中怒って出て行ってしまった娘さん用にも、持ち運べるデザートを渡す。

バイトくん達。大変な一晩でしたね。

それにしても、マットデイモン。
"今日はシェフ急用のため、レストラン休業"もしくは
"本日はプラハハムとスープとビーフグラーシュしか出せませんっ"とか事前に手は打てなかったのかね。
君の賢しげな顔は飾りもんか。

予想外に時間をくってしまい、慌しくパッキングをするも就寝は12時を回る。
明日は5時起きだから早く寝たかったのに。

お土産のチェコワインは近くのスーパーではフルボトルしかなく、フルボトル2本お持ち帰りはちときつい。
ポルトガルからの帰りは2本持ち帰ったが、今回は空港でヘベロフカ(酒)を買う予定があるのだ。

お部屋のミニバーにあるミニボトルが一本5CZK。250円。
スーパーで買うよりかなり高いとは思うが価格としては安い。
レストランで味も確認済みなので安心。赤白一本ずつスーツケースにつっこむ。

[◆後悔]
ビールも一本突っ込めば良かった。
[◆後悔]

就寝。



alain

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