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2009年05月15日(金)
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映画『チェイサー』を見た。
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延期が続いていた打ち合わせがまた伸びて。 なんかもうがっくし。 StartとEndがはっきりしないOFFって妙にだらだらしてしまって、かえって疲れる。
えいやっ!と気を取り直して、映画を見に行くことに。 評判を聞いていた「チェイサー」
・韓国映画。 ・ノワール。 ・長編映画を撮るのは初めての監督。 ・かなりの人気作で、賞もいくつか取っている。 ・ディカプリオがリメイク権を取ったそうな。 ・とにかく面白いらしい。
知っていたのはそのくらい。 韓国映画はテレビドラマも含めて、JSA以来かもしれない。
見た。 ・・・疲れた。
これは見終わったあと、すっげー疲れる。 とにかく、「逃げろー!」「後ろー!」「違うー!」「いやぁー!」の連続。 よく、連続ドラマとかで先の展開を思わせぶりに匂わせて、視聴者を引き付けるいわゆる"釣り"というのがあるが、いやぁ日本の連ドラは甘いね。この映画は釣り力が半端ない。
連続ドラマは録画して週末見る視聴習慣が出来てしまったが故に、視聴率が伸びないのだとの一説があり、 ある意味あたってもいるのだろうが、半分はいい訳だ。
多分、これ以上何の編集をしないまま、1時間ドラマ(CM入り)で切ったとしても、 この豪腕の"釣り"にかかっては週末なぞ待てるものではない。 私なら予定表にしっかり入れて駆け足で帰って生で見るね。 (ま、この圧倒的な暴力描写自体が連ドラNGでしょうけれども)
さらに、予定調和と感情移入をぶった切るノワール。 報われないし、ヒーローもいない。後に残るのは絶望だけ。後味悪いったらない。
これってハリウッドで出来るのか? LSOH(リトル・ショップ・オブ・ホラーズ)ですら、試写の後ENDINGを変えたというのに。 あの程度の!ブラックすら許容されないアメリカ映画産業界(時代で変わっているかもしれないが・・・。いや、以外に嗜好って根強いからな。) で、この救いのなさは受け入れられるのだろうか? (LSOHのDVD持ってるんだけれど、フランク・OZがコメンタリーでHAPPY ENDINGにムリヤリ変えさせられたことに延々愚痴ってて面白い。)
ましてやレオ様で出来るのかなぁ。 あの凄惨な暴力描写は大丈夫なのかなぁ? 駆け回る夜の街と浴室とデカ部屋のぬめっとした湿気感がこれまた猟奇とホラーを高めているんだけど、 そこら辺、何を持ってくるのかなぁ。
何かカスカスなものが出来るような悪い予感。 インファナル・アフェアも何だかなーな出来だったし。
それにしても思い出すだけで疲れがどっ!とくる。
今更だけど、あらすじを言うと『サイコキラーを元刑事が追う話』。それだけっちゃあそれだけ。 それでまぁ2時間、心拍数上がりっぱなし。
ハラハラどきどきの本だと、いたたまれずにラストを読んで、やおら落ち着いて読み始めるほどのびびりな自分は、 一瞬「もう、いやだ。このどきどき。席立って出て行っちゃおうかな・・・」とさえ思った。
面白かった。見てよかった。 でも、DVDが目の前に合っても、TVで放送したとしても、もう二度と見るのはごめんだ。
alain
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