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2008年12月11日(木)

『グッドナイト・スリープタイト』

『グッドナイト・スリープタイト』@パルコ劇場を見る。
最前列のど真ん中。
しょっぱなから中井貴一とがっつり視線がからみ、緊張した。

上演時間は2時間と10分くらい。
実際の時間より短く感じたが、演者が立つと仰ぎ見る姿勢にならざるをえず、多少疲れた。

戸田恵子と中井貴一の二人芝居。
戸田恵子の若さとカラダの柔らかさに驚いた。
新婚時代から結婚30年後の離婚までを順不同で演じるのだけど、
きゃぴきゃぴの時代も全く違和感がないのが不思議だ。
いやぁ憧れる。

中井貴一も熱演だったが、こちらは年相応な感じ。
あと、キャラ的に、三谷幸喜のうざさとしつこさ(いや好きなんですけどね)を
てんこもりにされていて、損な役回りだったので気の毒だった。

哀しみをはらみつつ、だからこそ明るく自立していく妻と、
ぐだぐだと理屈をこねつつプライドを抱えて暗く自閉していく夫。

邪推は下品と思いつつも、戸田恵子にあてがき?という発想が出てきてしまう。
(実際はそんなに人間関係単純ではないのだろうけれども)

脚本も役者も充実していて、満足のいく舞台ではあったのだけれど、
人間を多層的に描きすぎ、底流がビターであり、単純で楽しけりゃいいという私の好みからは、いささか外れた。

この間の『決闘!高田馬場』は本当に日参しても良いくらい好きだったのだけど。

あと、三谷幸喜の舞台にしては、今回は俳優さんの観劇情報をあまり聞かないのも不思議。
年末は皆様忙しいのか。
業界内で評判がイマイチなのか。

どうなんでしょうね。


alain

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