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2008年02月13日(水)
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『佐々木夫妻の仁義なき戦い』
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『佐々木夫妻の仁義なき戦い』。 第一話はまぁ登場人物紹介の初回でこのデキなら何とか。と思っていたら、 第二話であれ?とかなりがっかりし、第三話でうんざりして早送り視聴。 第四話にして山本さんシーンチェック以外は3倍速で流すようになった。
山本さんの出番が少ない上に、役としての面白みもないということはさておき。 個性豊かな脇役陣を揃えと始まる前に散々煽っておいて、結局4話を終えてもキャラが立っていないというか描ききれていない。 下手な料理人が欲かいてあれこれ材料集めておいて、結局使い切れずに腐らせている状況に近い。 非常にもったいない。まず、自分の力量考えて欲しかったね。 今のT○Sに群像劇なんて端から無理だったんだよ。
群像劇じゃないにしても面白ければまぁいい。これが全く面白くない。 最大の要因はストーリーがちぐはぐで、テーマが見えないこと。 コメディにしては、法律事務所に持ち込まれる案件がシビアに過ぎる。 番組宣伝で力を入れていた夫婦喧嘩のシーンを見ると、これは夫婦漫才展開かと思いきや、 小雪は頻繁に涙して気持ちの伝わらない切なさを表現し、笑い飛ばせないウェットさを醸し出す。 繊細な感情表現に寄り添おうとすると、レスリングとCGはチープなどたばたが興をそぐ。 それに主人公の親やら、主人公の友人の家族問題やら、禁断の恋愛関係まで入るんだから、 カオスというより状況はゴミ捨て場に近い。
要するにプロデュースがなってない。指揮者がいないオーケストラに近い印象を受ける。 作品に関わる人たちで、完成形のイメージを共有できていないんじゃないだろうか。 制作内部ですら、例えば脚本と演出と編集のそれぞれで、目指すところが違うが故に、 一つのシーンの意味するところが反対の意図に繋がってしまったりして、物語の流れがぐらぐらしているのだと思う。
さらに、制作部と外部との連携、例えば、宣伝部との疎通の悪さも感じられる。 番宣と本編のイメージがここまで違うっていうのは、誰に何を発信したいか、 という戦略が欠如しているということだもの。
T○Sの前クールのドラマでも同じことを思った。 一つの旗印をリーダーが掲げて、皆がそれを見上げてついていかないと作品なんて出来ないよ。
会社としてあんまりいい状況ではないんだと思うな。
ただ、そんなドラマから受ける印象とは別に、始まる前から、感じていたことがある。 時期がずれてないか?って。
公式ホームページで出演者に射手座が多いと出ていた。 まず主人公の二人が射手座だ。 それを読んでいて気づいたのだが、法律と格闘技ってまさに射手座の象徴。 このドラマはとても射手座性が強い作品なんだ。
一方。 時代の流行を司るといわれる木星は昨年の12月に射手座を離れて山羊座に移っている。 さらには今年の一月末には冥王星も十数年いた射手座を出て山羊座に入った。 今年は全体に地の星座に星が集まっていて、時代のノリとしては火の星座の時代とは代わり、 落ち着きと安定を求める年といわれている。
つまり。 去年やるべきドラマだったんじゃねーのってこと。 少なくとも今年1月の木星・土星・冥王星で見る限り、 このドラマは時代に乗り遅れたというか、天の時を逸したというか、そんな感じがしなくもないなー。 とは思っていた。
そんな間の悪さからも、会社として運気の低迷を読み取ることも出来るのかもしれない。
alain
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