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2007年03月08日(木)

ヘドウィグ感想 その4。

ヘドウィグ感想 その4。
今回は演者の話。

3/1のソワレの最前列のチケットを持っていたのだけれど。
行きたいという人がいたので、まぁ私は計2回見るからいいやということで、譲ってしまった。(贈呈)

その人の感想。開口一番。
「脚が綺麗!!!まっすぐ!!」

ってそこかい!
歌とか舞台の感想ではなく、脚から入るかぁー。

「TTBも見たでしょ。TVドラマも見てるでしょ。"それボク"も見たのだから、その位わかるでしょーよ」と
言ったのだが、"あんなにモデルみたいに綺麗"だとは思わなかったそうだ。

確かに。
この舞台の大きな要素として山本耕史さんの体がある。
手足が長く背が高く胸板があつく肌は白く滑らかで、とにかく綺麗。

WIGを取った後の2曲の神々しさはこの体ならではだ。
が、デメリットもある。

綺麗過ぎる。
うらぶれたうらぶれた感が出ない。
けなげで可愛くはある。切なくもあるけど、惨めな感じはしない。

物体として綺麗というのに加えて、勢いに乗っているオーラが体から立ち上っていて、
若い男に捨てられた年上女(しかも元男)という気がしないんだもん。
いくらだって次の相手が見つけられそうというか、まず、誰もがよってくだろうというほどに魅力的。

メリットとデメリットは表裏一体っつーのは、まさにこのことだ。
10年後の再演とかだと、ここらへんもうちょっとバランスいいかもしれない・・・。
・・・・って一瞬思ったのだけど。

多分Tommyって10代とか20代の設定だよね。
今リアル山本さんは30なんだから、年齢からいったら10ほど若い彼氏に振られた中年男。
別に不自然というわけではない。

持ち味なのか、演技力の伸びが待たれるところなのか。
切なさとか可愛らしさを演じたら絶妙なのだけど。
情けなくもどこか滑稽な泣き笑いを演じるには、身体も心も背骨がまっすぐに過ぎるような気がする。

これが『その年々で表現できることがある。若くて美しいことだけが価値じゃない。』
というオーラの泉で美輪さんが言っていたことかしら。

HEDWIG AND THE ANGRY INCHの感想は随時続きます。


alain

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