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2007年03月07日(水)
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ヘドウィグ 感想 その3。
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ヘドウィグ感想 その3。 っつーか、その1とその2では英語歌詞についてしか書いてない。
理屈はともかく、劇から受け取った感想を消える前にちゃんと書き付けておかないと。 まずは体感の話。
この舞台は波でした。 山本さんのやったこの前の舞台『Tick,Tick・・・BOOM! 』とは全然違う。
TTBは爆風だった。 作品のもつ熱と身を焼きそうな焦燥が、舞台の上でバンバンと炸裂していて、 もちろん好きな舞台だし、面白くもあり、けど、凄く消耗する舞台だった。
爆風が熱線が細胞に擦り傷をつけながら、体を抜けていく。
心が傷つくという意味ではなく。 何ていうのかな。 パワーって良くも悪くも何かを動かす。 何かが動けばそこに摩擦が起きる。
その摩擦の擦過傷で細胞が痛い。痛む。消耗する。憔悴する。そんな感じ。 2日間で計3回見たのだけれど、その週は両方とも週末までほとんど死人だった。
HEDWIGはねー。 見終わった後、凄く体が軽い。 舞台から押し寄せてくるものはもちろんあるのだけれど、ヘドウィグのそれは暴力的ともいえる熱風ではない。 言うなればたぷたぷとした柔らかい水。 大きく包み込むように押し寄せて、しばらくゆったりと体を浸して、静かに引いていく。 その水はキンキンに冷えた純水ではなく。 不純物とか有機物を多く含んだ、生命を抱え込んだ生暖かくて柔らかい水。
寄せてはかえし、寄せてはかえし。 体を揺らせて去っていく。 ハードロックな曲もあるのに、なぜかすごくリラックス出来るのだ。 見終わった後は、沐浴を終えたようにすっきりとした気分。
心に情熱の火がとか、パワーを貰ったのとも違う。 でも視界がすっきりと明るく広がって、背中を伸ばして歩ける。
不思議な舞台だった。 舞台としてどっちが好き?というと両方好きだけど、どっち?と言ったらTTBの方が好き。 でも、ヘドウィグ観劇後のあの感覚は捨てがたいな・・・・。
以後、感想ぽつぽつと続きます。 TOKYO TOUR FINALまでには書ききりたい。
『居眠り磐音』は一巻詠み終わりました。 かぁーいー感じ。どう映像になるのか。楽しみだー。
近況としては。 喉が痛くて、この一週間ずっとハスキーVOICE。 今日は打ち合わせが長引いて、ヨガクラスに参加できなかったので、落ち込んでいる。 先週末に梅を見に行ったのだけど、既に半ば散っていて残念だった。 そんな感じ。
alain
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