家人が松本で見つけてきた骨董 です。磁器製の輪で目方が漢数 字で染付けされています。何でも、 絹糸に縒りをかける際に使う重し で 『静輪』 というのだそいうです。 長いこと陶磁器に携わっていますが、これは全く知りませんでした。今では機械製糸が進んでこの道具はほとんど使わないそうですが、珍品陶器蒐集家としてはやはり一つ持っていたい逸品です。七は七匁(もんめ)の錘ということだそうです。gで換算すると26.25g 因みに一つ測ってみたら24.1gでした・・・案外大雑把なんですねぇ。