先週末、家人が市場スタッフと連れ立って信州松本へ 行ってきました。お目当ては 『工芸の五月』 と銘打た れたイベントです。この、研修旅行のために今月5月は 芋乃市場を休ませていただきました。色々なブースを 見て、実り多い旅であったようです。
こちら、お土産の孫の手です。 工芸の五月に相応しい民芸品は、 駅前の土産物店松田屋さんで買っ たということです。知る人ぞ知る 孫の手コレクターの私は、この シンプルな竹製孫の手が大好き です。家人も心得ていてどこかへ行ったときには見つ けると買ってきてくれます。今ではその総数30本ほど になりました。基本的な作りは全国共通のようですが、 不思議と各地で長さや曲り具合が違います。ソフトな 掻き感の物から、痛いほどにハードな物まで色々です が、今回の松本産は曲がりが強めで、ハードな部類の 一本です。紐はついていないことが多いですが、これ は付いていてそれも紅白の拠り紐ですから、さすがに 工芸の本場は違うわいと感激した次第です。
今月の芋乃市場はそんなわけでお休みさせていただき ましたが、来月6月は、またはりきって営業いたします。 ギャラリーは前田秀子さんの竹の籠を展示します。私 もがんばって美味しいお蕎麦を打ちますのでどうぞ皆 さま、足をお運び願います。
孫の手は英訳したら a grandchild's hand かと 思いきや、a back scratcher と言うそうです。 英語はこういうところが記号っぽくて詰まりませんねぇ。
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