陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2012年05月27日(日)      電 車

子供の頃、電車を見るのが好きでした。生まれ育った父の
会社の社宅は、中央線の荻窪駅に程近く、今はなくなって
しまった踏み切りで電車が来るのを飽きずに観ていたのを
覚えています。大人になるとそんなことはケロリと忘れ、
今では電車に乗るのは嫌いなくらいですが、電車が連なっ
て線路の上をタタンタタンと音を立てて走っているのを観る
と、子供の頃の気持ちが蘇ります。

 そんな童心に帰って電車の紙工作
 をしてみました。インターネット上に
 は案外多くの電車ペーパークラフト
 が公開されていて、これはねえべぇ
 と思っていた岩手県の釜石線もちゃ
 んとありました。釜石線は実は電車
ではありません。ディーゼルエンジンで走る所謂、気動車
です、単に汽車とも言いますね。この車両は 『キハ110型』
で、釜石線のほか陸羽線などで使われています。釜石線
は花巻〜釜石間を通る路線で、宮沢賢治に因み 『銀河ドリ
ームライン』 と呼ばれています。こういうと格好いいです
が、遠野から釜石に抜ける山間ではよく鹿や熊との接触
事故を起こす荒々しい路線です。

自動車に乗るようになって、とんと電車に乗らなくなりま
したが、たまには電車の旅もいいですねぇ。ビールでも
呑みながら駅弁をつつくなんて乙ですなぁ。ロマンスカー
で箱根なんてのも、ガキの頃は憧れたもんです。ブルー
トレインで夜行列車ってのも結構です。この歳になると
やはり、カシオペアで北海道ですかな。最近はお座敷列
車なんてのはもう無くなっちゃったんですかねえ。

とどめはやっぱり、あずさ2号ですな。はぁちじちょおう
どのーあぁずさにごぅおでぇー ♪ ってね。

釜石線はラッシュ時には3〜4両編成に
なりますが、ほとんど1〜2両編成です。





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