陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2012年01月20日(金)      大関相撲

大相撲初場所も終盤にさしかかり今場所は把瑠都が中々
いい相撲をとっていると聞き、昨日は新大関稀勢の里と
の一番とあって、携帯ワンセグで観戦をしました。

結句、観なきゃぁよかった・・・ひどい一番でした。

 立会から気合の入る稀勢の里が
 後ろに構えるのを見てか把瑠都
 は立会から左に変化、突っ込ん
 できた稀勢の里をあっさりはた
 いて勝ちました。勝負ですから
 これも一つの勝ち方だとは思い
ます。でも、全勝の大関が新大関を迎えて立会から逃げ、
はたいて勝ちに行くその根性が気に入りません!頭から
ガンと受けて前に弾き飛ばすくらいの力はあるのですし、
角界トップクラスの 『かいな力』 を持ちながらそれを
使いもしないで勝ちを拾いに行く相撲は、大関のそれで
はありますまい。負けた稀勢の里もだらしない!相手の
変化は意表であったとしてもバカ正直に突っ込んでいって
相手の小手先技の餌食になるところは、所詮大関になり
たての迂闊者。この二大関には親方からきつい灸を据え
てほしいものです。

勝負ですから、勝てばいいのです。これは鉄則!しかし、
それは下のほうから上を狙う力士の話。大関で場所を重ね、
優勝をそして横綱を目指す力士は勝負の美学も必要です。
お客さんの 『帰れ』 の声を真摯に受け止めて、この後の
一番一番を真剣につとめて欲しいです。

横浜は初雪が降りました。そこで・・・
昨日のへたれ相撲を雪ダルマで再現してみました。





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