陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2011年06月12日(日)      燃料備蓄

昨日午後、同級の友人と息子の友達に手伝ってもらい、
薪作りをしました。時雨れた天気ではありましたが人手
をかけただけあって、半日でも沢山の薪ができました。

 それにしても、若い人たちは活気が
 あります。薪割りは上手ではありま
 せんが、すぐにコツを飲込んで楽し
 そうにパカパカと割ってくれました。
 そこへいくと我々おっさん達は割ら
 せれば上手いものの、持久力が無く
 ていけません。すぐに疲れてしまい
 ます。まあ、20歳の若者と50手前の
 中年を比べるのが土台無理な話。私
 も茨城に住んでいた20代の頃は日が
 な一日、一週間も薪割りをして冬の
 ストーブの燃料を作ったものです。

さて、きれいに薪が積みあがり、とても良い気分です。
毎日使うものではありませんが、ご飯を炊いたり、石窯
でピザを焼く時に薪の心配が無いのは実に安心です。
震災から三ヶ月、エネルギーと生活形態について考えさ
せられることばかりですが、我が家は幸いご近所が建て
込んでいないので薪炭の暮らしが可能です。見方によっ
ては贅沢なことですが、手間暇がかかるので楽ではあり
ません。ただ、皆で協力して生活の糧を作り、日が暮れ
たら一緒に飯を食う、そんなあたりまえの生活に言いよ
うの無い幸福感を覚えます。昨日もお釜でご飯を炊き、
『塩むすび』 にして食べました。若い者はもりもりと飯
を食べます。その喰いっぷりを見ているだけでも日本の
将来は大丈夫だと思えます。

おっさんは明日頃からの筋肉痛が心配です。

働く若者達(中ほどに中年1名)を拡大

芋乃市場入り口右手に積んだ薪




 < 過 去  目 次  未 来 >


陶 房 日 報