昨日、ちょっとした車の整備をしにトヨタネッツへ行き、 整備の待ち時間に噂の 『プリウス』 を試乗させてもらい ました。音に聞くハイブリッドカーは正に未来の車でした。
まずもって運転席からしてもうデザイン が違います。大仰な計器類はなく、液晶 のモニターがエネルギー伝達系統を示し、 速度と燃費が数値で表示されている以外 無駄のない表示形式。そのわりににハン ドルにもナビモニターまわりにも様様な ボタンが配置され、エンジンの始動からエアコン調節などなど 皆ボタン操作です。シフトノブも小さくシンプルで、軽く操作 するだけでガチャガチャ動かす必要もありません。実際に動い てみるとモーターとエンジンの切り替わり時のストレスは皆無、 エアコンの音だけは響くものの、噂に違わぬ静粛性能でした。 21世紀の自動車はすごい進化をしているものです。いかんせん、 20世紀人間には何とも物足りない気がしました。まず、操縦して いるという感覚が薄い、まるで全自動のカートを動かしている ような感覚でした。言葉は不適切ですが、猿でも動かせます。 車内から見える景色も、こころなしか映像のように見えました。
これから車はどんどんこういう風に進化していくことでしょう。 カメラのピントや絞りを自分で合わせることがなくなったように。 そして、電気自動車も実用化されるでしょう。でも、何となく 寂しい気がします。クラッチを踏んでギアを入れ、アクセルと 連動するエンジンの感覚を足裏にビリビリ感じつつハンドルを 切り、窓から吹き込む風を受けながら五体五感を使って運転す る感覚には変えがたい快さがありました。プリウスは確かに 素晴らしい自動車ですが、試乗後には無性にマニュアルの車に 乗りたくなりました。
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