昨日のこと、午前中事務仕事を漫然とこなし、パソコン画面を 見ていることにも倦んで、午後は気晴らしに散歩へ出かけました。 こういった融通が罷り通るのも自由業の良いところ、さて何処へ 行こうかいとマピオンのキョリ測で地図を睨み、鶴ヶ峰浄水場から 西谷浄水場まで水道道を歩いてみようと思い立ちました。
我が家の近所には3箇所の浄水場がまあ まあ近くに隣接しています。2つは前述 の鶴ヶ峰と西谷、そしてもう1つは川井 浄水場、横浜市内の水はほぼこの3箇所 の浄水場で賄われています。そういった 訳で国道16号沿いには 『水道道』 と名付 けられた水源地から水を引く道があるのです。昨日は正月以来の 運動不足もあることだし、自宅から鶴ヶ峰浄水場を経て水道道を ひたすらたどり、西谷の浄水場までおよそ7kmほどを歩きました。 画像は西谷浄水場近くの 『陣ヶ下公園』 に露出している管です。 この管が西へ延々40kmの水源相模湖の取水地まで繋がっている のかと思うと感慨深いものを感じました。さらに、日本で最初の 近代水道であるということにも横浜市民の誇りを感じます。
ゴールの西谷浄水場で水道記念館を見学し、その足で1kmほど 坂を下った上星川のスーパー銭湯 『満天の湯』 へ赴きました。 ほどよい足の疲れを湯にひたってほぐし、惜しげなく、ざぶざぶと お湯を使いながら、「水道ってぇのはまったくありがてえものだ」 と 心の底で唸りながら、日本で最初の水道を引いたイギリス人技師 ヘンリー・スペンサー・パーマーさんの偉さをかみしめました。 おかげさまで、久しぶりに歩いた割りには足が楽です。
いつか閑を見て、相模原の水道道も歩ってみたいもんですなあ。
子供向けながらワリと面白い 横浜市水道局のサイト http://www.city.yokohama.jp/me/suidou/kids/
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