陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2009年02月06日(金)      すいどうみち

昨日のこと、午前中事務仕事を漫然とこなし、パソコン画面を
見ていることにも倦んで、午後は気晴らしに散歩へ出かけました。
こういった融通が罷り通るのも自由業の良いところ、さて何処へ
行こうかいとマピオンのキョリ測で地図を睨み、鶴ヶ峰浄水場から
西谷浄水場まで水道道を歩いてみようと思い立ちました。

 我が家の近所には3箇所の浄水場がまあ
 まあ近くに隣接しています。2つは前述
 の鶴ヶ峰と西谷、そしてもう1つは川井
 浄水場、横浜市内の水はほぼこの3箇所
 の浄水場で賄われています。そういった
 訳で国道16号沿いには 『水道道』 と名付
けられた水源地から水を引く道があるのです。昨日は正月以来の
運動不足もあることだし、自宅から鶴ヶ峰浄水場を経て水道道を
ひたすらたどり、西谷の浄水場までおよそ7kmほどを歩きました。
画像は西谷浄水場近くの 『陣ヶ下公園』 に露出している管です。
この管が西へ延々40kmの水源相模湖の取水地まで繋がっている
のかと思うと感慨深いものを感じました。さらに、日本で最初の
近代水道であるということにも横浜市民の誇りを感じます。

ゴールの西谷浄水場で水道記念館を見学し、その足で1kmほど
坂を下った上星川のスーパー銭湯 『満天の湯』 へ赴きました。
ほどよい足の疲れを湯にひたってほぐし、惜しげなく、ざぶざぶと
お湯を使いながら、「水道ってぇのはまったくありがてえものだ」 と
心の底で唸りながら、日本で最初の水道を引いたイギリス人技師
ヘンリー・スペンサー・パーマーさんの偉さをかみしめました。
おかげさまで、久しぶりに歩いた割りには足が楽です。

いつか閑を見て、相模原の水道道も歩ってみたいもんですなあ。

子供向けながらワリと面白い 横浜市水道局のサイト
http://www.city.yokohama.jp/me/suidou/kids/





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