陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2008年08月15日(金)      NO WAR

 今年の8月15日も暑い1日になりました。
 北京では国別対抗競技が平和の名のもと
 に繰り広げられ、図らずも人間が好戦的
 な生き物であることを露呈しています。
 戦争はいけないと言いながら自分の家族
 に危害が及びそうになれば、人はきっと
愛すべき家族を守るために戦うことを正当化するのではない
でしょうか?生き物の世界でも生きるために食べる殺戮は正の
行いです。戦後63年、まだまだ大戦の記憶は風化せず不戦の
礎になっていると思います。しかし、戊辰戦争のことを生で語る
人がいなくなったように、いずれ世界大戦の記憶も薄まってい
くのは必定でしょう。

それでも平和を希求する気持ちは不滅と信じ、国家同士が殺し
あって戦う大義が正当化されないような世の中を造るにはどう
すればいいのか、知恵を絞って考えなければいけないでしょう。
人の蓄えた 『叡智』 はそのためにあるのだと信じます。




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