今年のお正月にフォークギターを頂戴し、一丁やったろうと 練習を始めて半年、ギターを嗜むからには楽器の沿革を知らねば 尻の座りが良くありません。そこでやつぱり本を買いました。
『アコースティックギターオールカタログ』 という本です。体裁はカタログですが、 基礎知識や大まかな歴史の記述もある とてもわかりやすい本です。無学な私も フォークギターといえば、C.F.MARTINと GIBSONが双璧であることは知っていました。 が、世の中にはたくさんのメーカーがありまた、ハンドメイドの 個人工房もあるところなどは陶磁器の世界とよく似ています。 我が日の本にもモーリス、ヤマハを筆頭に数々のメーカーが あることにも驚きました。
でもやっぱりマーティンは飛びぬけていますな。私が頂いたモーリス W-40もやはり本歌はマ社のDシリーズ所謂ドレッドノート型です。 中でも最高峰のD-45ビンテージとなると軽く100万を超える価格です からたまげたものです。まあそれだけ職人の気合がこもった名器な のでしょう・・・
どうもまた肝心の演奏面とは違う側面に走ってしまっているよう ではありますが、細部まで知ることはげに気分の良いものです。
|