日本は、世界的にも高いレベルの海水淡水化技術を持って いるそうです。大きく分けて蒸留する方法と濾過する方法が あるそうですが、きちんと実用レベルのプラントが稼動して いるそうで、頼もしい技術です。
調べていて少し驚いたのが、原子力の 熱を利用する方法が早くから実用化さ れており、日本の原発が海に近い場所 に立地し原子炉の冷却水を海水に依存 しているところからその熱を利用した 淡水化が発達したとか。原発も見方に よってはエコロジカルですな。原子力潜水艦の中では原子 炉の熱を利用して海水から水だけでなく酸素まで拵えてい て、戦略型の原潜は数ヶ月浮上せずに作戦行動につけるよ うに設計されているとか・・・驚き。大きな熱量を出す原子力 の熱を利用しない手は無いですもんねえ、この方式は フラッシュ法というのだそうです。
もう1つの濾過する方法は逆浸透膜法というそうで、大きな 圧力をかけて海水を漉すのでプラント建設にコストがかかる そうですが、ここにも日本の中空糸膜という技術が使われて いるそうです。家庭用浄水器に入っているあの繊維フィルター のパスタほどにぶっといのを使って外側から内側へ漉すのだ そうです。これまた凄い、技術大国日本は健在ですなあ。
この技術をさらに発展させて、ぜひとも原子力は安全に活用 したいものです。放射性廃棄物の問題は負の遺産といわれま すが、いずれは知恵と技術で解決しなければいかんでしょう。 私も含めて庶民には手の届かぬ問題です。まして政治が絡め ばいよいよ民草は蚊帳の外、頼みの綱は学者と技術者の皆様 です。人類の未来のため、更なる奮闘をお願いします。
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