陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2008年02月11日(月)      淡水化

日本は、世界的にも高いレベルの海水淡水化技術を持って
いるそうです。大きく分けて蒸留する方法と濾過する方法が
あるそうですが、きちんと実用レベルのプラントが稼動して
いるそうで、頼もしい技術です。

 調べていて少し驚いたのが、原子力の
 熱を利用する方法が早くから実用化さ
 れており、日本の原発が海に近い場所
 に立地し原子炉の冷却水を海水に依存
 しているところからその熱を利用した
 淡水化が発達したとか。原発も見方に
よってはエコロジカルですな。原子力潜水艦の中では原子
炉の熱を利用して海水から水だけでなく酸素まで拵えてい
て、戦略型の原潜は数ヶ月浮上せずに作戦行動につけるよ
うに設計されているとか・・・驚き。大きな熱量を出す原子力
の熱を利用しない手は無いですもんねえ、この方式は
フラッシュ法というのだそうです。

もう1つの濾過する方法は逆浸透膜法というそうで、大きな
圧力をかけて海水を漉すのでプラント建設にコストがかかる
そうですが、ここにも日本の中空糸膜という技術が使われて
いるそうです。家庭用浄水器に入っているあの繊維フィルター
のパスタほどにぶっといのを使って外側から内側へ漉すのだ
そうです。これまた凄い、技術大国日本は健在ですなあ。

この技術をさらに発展させて、ぜひとも原子力は安全に活用
したいものです。放射性廃棄物の問題は負の遺産といわれま
すが、いずれは知恵と技術で解決しなければいかんでしょう。
私も含めて庶民には手の届かぬ問題です。まして政治が絡め
ばいよいよ民草は蚊帳の外、頼みの綱は学者と技術者の皆様
です。人類の未来のため、更なる奮闘をお願いします。




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