将棋名人戦への挑戦権を争うA級順位戦がいよいよあと 一局を残すのみとなり、久しぶりに羽生善治二冠があと 一勝で挑戦権を獲得します。しかし、その対局の相手は 往年のライバル谷川浩司九段、手ごわい相手が残りました。
平成8年に7つのタイトルを独占した のもいささか過去となり、若い世代が 台頭しつつありますが現在のタイトル 保持者はほとんどが俗に言う羽生世代、 まだまだ将棋界のトップ棋士は70年代 生れががっちりと固めているといった 様相です。今期の名人戦は久しぶりに羽生二冠の気合いの 将棋を見てみたいものです。将棋の2大タイトル 『竜王』 『名人』 から遠ざかって久しい羽生二冠ですが、平成14年 から5期に渡って君臨する同期の森内名人はいよいよ安定を 見せ、貫禄すら纏っています。羽生マジックといわれる常識 破りの指しまわしに更に工夫を加え、老獪ともいえる新手を 見せて欲しいものです。
順位戦最終局は3月3日、 世間では 『ひな祭り』 ですが、将棋界は決戦です。
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