毎年、空気が乾燥する時季になると手指の皮膚がパリパリと 硬くなって、ひどい時には割れて痛みます。毎度のことなので 慣れっこになっているのですが、沢山ヒビができると水仕事が 億劫でなりません。皮膚科の所見では 『進行性指掌角皮症』 というものらしく、イボの治療に使う 『ヨクイニン』 別名 『コタロー』 という愛嬌のある名の薬が処方されます。
これが実に不味い!原料はハトムギらしく、 そのお味たるや古〜くなった小麦粉に押入れ のカビを混ぜて干し椎茸の粉を足したような、 まさに馥郁とした珍味です。かててくわえて この薬はたくさん飲むほど効果があるらしく、 朝晩食後2包づつ服用するように言われます。 1包は2gこれを2つ水で一気に流し込むのですが、慣れていても 毎回必ずといっていいほど嗚咽反射をします。さらに、嚥下後 の後味がほんのり甘いのです。甘い物嫌いにはまさに苦行! なら飲まなきゃぁいいんでしょうが、悔しい哉この薬がまた良く 効く。半月も飲んでいるとあれだけカサカサだった皮膚がしっ とりと保湿し、治癒します。1日4包、1週間で28包、1月飲めば 120包です。こんな患者が1日10人も来てくれりゃあ、医者と 薬局はホクホクでしょうなあ・・・
買って飲む側ではなく、売る側にまわりたいもんです。
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