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いったん寝入ってしまうとね、私の眠りって深いんだよ、短いからかもしれないけど。だからホントに死んでるみたいなの。夢は見るよ。カラーで。匂いまでついてるときもある。最後に見た夢はどんなだったかな。土曜日の朝方のことだから、忘れちゃったよ。 笙野頼子の『硝子生命論』の頁を開いたのがまずかったかな。頁を繰るのが怖い、っていう感覚を久しぶりに味わったよ。それで結局気がついたらみのもんたがテレビに出てるような時間なんだよね。 ああ、そうだ、『ヨシュア記』を読まなくちゃ。なんでだか、昔から、「ヨシアキ」っていう名前に惹かれていて。そんな知り合いはいたためしがないんだけど。で、なんかあるごとに、ヨシアキ、ヨシアキ、って、頭の中で名前だけが旋回するんだけど、それってもしかして『ヨシュア記』となんか関係あるんじゃないの?と思ったんだよね、ヴェイユを読んでいて。そーそー、仕事してたときもさ、「ヨシアキ」って名前の人からの申し込みだったら倍くらい丁寧に処理したり、してた。 で朝でしょ。ばあちゃんの病院詣に付き合って。なんせもうクスリクスリクスリになっちゃってるから、私薬剤師でもなんでもないけど、カタカナ名前覚えるのは得意技だからとりあえず一緒に行って、もらったクスリをあとから全部説明してあげないといけないからね、ま、今、ほかにすることないし。ばあちゃんは静かな人だから、横で私が本読んでても何も言わないしね。 ふたりで帰りに洋食屋さんでハンバーグを食べた。味分かんないから、って耳鼻科に3つも通ってるくせにさ、誰かと一緒に食べるときは味がするんだって、美味しいんだって。そんなこと言われたら、全部のご飯一緒に食べてあげよう、と思うんだけど、なかなかね、難しいよ。私小食だしさ。 昼からは、派遣会社の登録に行ってきた。12月だけ、働こうかな、と思って。アホくさいよね、学歴とか職務経歴書とか、いちいち書くの。私なんかほら、学歴>>>職歴じゃない、はぁ?あんた何やってんの?って、見たほうも思うかもしれないけど書くほうはその何十倍の強度でそう思うわけよ。嗚呼、職って、恵んでもらうものなんだなぁ、なんて屈辱を噛み締めながら、とりあえず仕事決まっちゃったりしたら自分の病院いけなくなるから、ドクターゴーシュおよびドクターRに会っとこう、と思って、帰りに2軒はしご。 それが超驚いたことに、ゴーシュの待合室がからっぽなの!もうすぐ2年のお付き合いだけど、こんなのはじめて。ゴーシュもヒマなのか、大学院ではどんなことを?とか聞き出すもんだから滔々と語ってみた。それが眠れないこととどんな関係があるのかはさておき、ゴーシュかっこいいんだよな、なんていうか中年男の色気むんむんな感じでそんなのと個室で面と向かって「エクリチュールが」なんてな会話になりはじめるとおかしなフラッシュバックが起こったりしてさ。仕方ないから純粋失読症の話とかしてたんだけど。やっぱり必要だな、って思うよ、自分の知らないことを、確固たる自信をもって、教えてくれる人の存在。 ロヒプノールとレキソタンもらって、ドクターRんとこに行ったら今度はもうガキ三昧。見渡す限り鼻ずるずる咳げほげほいわしてるガキだらけ。あー、Rちゃんも大変だよなーとか思いながらボリス・ヴィアンの『心臓抜き』を読んでたら順番飛ばしまくって呼んでくれた。このあたりさすが、モノ分かってるよねあんた!と心の中で喝采を叫びつつ問診1分、で聴力検査室に放り込まれる。そそ、これがあるから、早く呼ばれただけのこと。 したら自分では全然自覚症状ないんだけど、というよりもむしろ、母親がエレベーターを降りた瞬間に帰ってきた、と分かるくらいの地獄耳だ、と自負していたにもかかわらず、んも低い音が壊滅的に聞こえてないんだって。特に右耳。耳の中が腫れあがってるような実感はたしかに常にあるから覚悟してた、ちゃあしてたけど。明日の65DAYSOFSTATICの轟音ライブ、どうしようねぇ? なーんて思いつつえーモラレス負けたーとか嘆きつつ父親が見てる誰でも簡単にボーリングのスコア50アップ!番組の中途半端な翌週回しにキレたりしつつそろそろ今晩何書くか考えなきゃなーとか思いつつお風呂入らなきゃなーとか思いつつ嗚呼もう歌詞のある音楽とかいらねぇなーとか思いつつ65DAYSOFSTATIC聞いてたら 「ザ・KOBAN」からの電話に度肝を抜かれた、ってわけ。 単なる酔っ払いですからほっといてください、と言いたいけど救急車まで呼ばれちゃってたらどうしようもないから付き添って、頭下げて、下げて、下げまくって、もういい加減、アホらしくて、バカらしくて、隣の部屋から地軸を揺らすようないびきが聞こえてきてからはなおさらに、ロイヤルバカオロカデリシャスな感じに思えてきて、今午前5時21分だけど、カマンベールチーズをかじりながら3本目のビールを飲んでいる次第。 長くてごめん。たまには良いでしょ。 |