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あまりにも、簡単に、壊れる。たった一言だとか、たった一つのため息だとかで。 だが私は、今から1時間か2時間くらい後にはまた、シグノのブルーブラックのペンを片手にメモを取りながら読むことをはじめる。 強くなった、ものだ。 今日は宣言(?)どおり図書館へ行き、スコールズの『記号論のたのしみ』を拾い読みしながらかなりのメモを取った。そして今更だがハンデルマンの『誰がモーセを殺したか』にものすごい衝撃を受けた。そこにたどり着く以前にフライで理論に絶望し、ブルームが難解すぎて尻尾まいて逃げ出したのだ。教授、とかいう名の役立たずが「異端を解釈のずれという視座から論じたい」と言った私にずばりこの本を示唆してくれていたなら今頃ちょっとは違ったかもしれないのに、なんて言ってみちゃったりして。 文学理論でもなく、宗教学でもなく、文学でもなく。人に「何を学んでるの」と聞かれて上手に答えられた試しなんてなかったけど、確かに今日私はミッシングリングを見つけた。 だからこれしきの軛くらい、軽く飛び越えて、みせよう。 |