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2006年07月31日(月)   肉々しい女たち

角切りにしたトマトに焼きなす、タコの切り身、をレモンと塩と胡椒だけのドレッシングで和える、といったようなさっぱりした料理で急場をしのぎつつ。日付の表示が8月1日、になっていることに妙な焦りを覚えた。

クラスメイトに追い抜かされて
同僚に追い抜かされて
仲間に追い抜かされて

追い抜かされて、っていったってそれは相対的な話で決して同じレールの上を走っちゃいないよという言い訳にさえ追い抜かされて

プールサイドでぼんやりと、妙に焦燥感を煽る小説を読んでいる自分は今どんじりを走っている、いや走ってさえいない、まどろんでいる。

切られすぎた髪はまだ伸びないのに、両脇で時間が轟音を立てて過ぎ去っていく。その振動に足元をすくわれてぽちゃり。と水に浮かびため息をつく。

肉々しい女たち。

図太くなったもので最近ジムでお風呂に入って帰る。気さくに話しかけてきた若い女の子の目が私の両腕のあたりで行き場を失う、同じ時間には二度と行くことができないだろうな、と思う。

目の前で跳ね上げられる水しぶきの量と、続いて現われる見事な腰と、お尻と太ももと。健康と、健全な思考と、安全な恋愛と。甘ったるいカクテルと、アイスクリーム、食後のデザート。

肉々しい女たちの行進。

圧倒され、押しのけられ、そして追い抜かされる。


nadja. |mailblog