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2006年01月22日(日)   宇宙の腫瘍となる

誠意のない人に対して誠意をみせることほどくだらないことはない。一度の裏切りであったなら一度の謝罪で許せたものを、綻びだらけのごまかしでもう一度裏切りを重ねようとする姿は哀れですらあった。

だから私は言ったのだ、分かりました、と。

分かりました、どれだけ不誠実になれるのか見届けましょう、分かりました、その場しのぎの嘘がいくつ積み重ねられるか数えましょう、分かりました、どこまでその綱渡りが続くのか見守りましょう、冷え切った、蔑んだ、眼差しで。

おそらく数ヵ月後、昨年の3月23日に書きつけたことと同じことを書き付けるだろう、「耐えてしまった私がすべて悪いのだ、今更思う、あれは耐えるべき事柄ではなかった・・・」、恋愛と労働はこんなにも似ている。

自ら進んでスケープゴートの役割を選択するのは憎むための正当な理由と権利が欲しいから。こうして憎しみを孕み憎しみを慈しみ憎しみを増殖させて私は宇宙の腫瘍となる。


nadja. |mailblog