あんまり気乗りしないながら、
オダギリジョーが出演していると知って
レンタルしてみました。
予感通り、昨今見た映画の中で
この気の重くなりようは『わらの犬』とよい勝負(?)でした。
人の本能を見せつけられる不快さ、それが悪いとかじゃなくて
凝視する覚悟をさせられる重さってあるじゃないですか?
そういう種類の気乗りのしなさでした。
最後まで、わりと同じトーンでシーンが重ねられていく中、
オダギリジョーの出演シーンは短いながら非常に印象的でした。
ゲイ、継続性勃起症のサラリーマン、ノンポリ?だった楽器店々主、
そして『血と骨』ではビートたけしとの壮絶な殴り合い。
それぞれの映画を思い起こしてみても、
同一人物が演じているとは思えないくらい。
マイブーム、オダギリジョーです。なはは。
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