月に舞う桜
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| 2006年07月14日(金) |
大きな木陰は作れないけれど、その代わりに |
朝起きたときには、すでにかなり暑かった。 外へ出ると、目眩がするほどの強い日差し。日焼け止めは塗っているものの、無防備なうなじと腕がじりじり焼けていく。 こんな日は、樹木の偉大さを思い知る。ただそこに立っているだけで、大きな影を作って人をほっとさせる。その下で庇護されていれば、吹く風も涼しくて心地良い。 そんな存在って、いいな。でも私は人間だから、樹木にはなれないのだ。人間は人間なりに生きていくしか術がない。時に大人だったり時に子どもだったりしながら。 生きるというのは一日一日を積み重ねていくことだ。日々を積み重ねていけば、「そうじゃないんだよ!」と思うようなことも少しずつ増えていく。増えてはいくけれどね、人間には言葉があるから、積み重ねては解消することだってできるんだよ。つまりは、言葉を尽くす努力を惜しまないかどうかなんだろう。
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