月に舞う桜

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2006年05月07日(日) 裸で毛布に

※6日(土)分も更新しています。

5日間も休みがあったのに、もう終わってしまう!
でもね、「明日からまた仕事でやだなぁ、ブルーだなぁ。しばらくは連休もないし」と思ってたけど、よく考えたら連休前と同じ日常が戻ってくるだけの話で、連休前と同じことを明日からまたすれば良いわけで、それならどうってことはない。と思うようにする。

毛布やタオルケットが好きだ。裸でそれらに包まるのは、特に好き。
裸で毛布やタオルケットに包まっているとき、連想するのは大人の甘やかな時間ではなくて、子供の無邪気で無謀な安心感。自分が、子供じみた感情に戻っていく気がする。
でも、例えばそれが大人の甘やかな時間で、となりに恋人と呼べる人がいるとしたら、私は裸で毛布に包まりながら、大人の顔と体と頭の裏に子供じみた感情を隠し持っているんじゃないだろうか。
裸になることは、自分を危険にさらすこと。自分を危険にさらし、なおかつ安心感を得ているとき、それが大人でも子供でも、根底で感情は繋がっているのだと思う。
夜眠るとき毛布がいらなくなり、布団も薄いものに替えて、ふとそんなことを考えた。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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