とある町で
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2020年11月12日(木)

その後
特に娘との関係に変化はなく
この状態は
このままずっと続くかもしれない。

うちは3階建で
2階がリビングなのだが
娘と孫がいるところに私もいると
どうにも気詰まりで。

孫に関わるなというので
すぐそばにいる孫を無視する形になるのも
孫の人格形成上?よくないように思うので笑
私は3階に引きこもることにした。

考えてみれば
自分の家なのに
なんだかおかしな話なのだが
今はこれしか思いつかない。
リビングにいてもやることはないので
特に差し障りはないから
まあいいか、という感じだ。

3階はあまり使っていなかったのだが
本棚があって
以前読んでいた本が埃をかぶっている。

それを一冊ずつ
読んでいっている。
面白い。
昔、面白いと思った本は
今も面白いし
内容は色褪せない。
人間関係についての考察は
娘との関係に悩んでいる私に温かい。
これで良かったのかもしれない。

異様に孫が可愛くて仕方なく
自分でも何故かわからないくらい猫可愛がりしていたのだが
それはおそらく
孫に
あまり構ってやれなかった娘を
投影していたのかもしれない。
でも孫も娘も
違う人間だ。
私の子育ては
もう取り返しがつかない。
もう
取り返せないのだ。

昔、特に夢中になっていたある作家さんの本が一揃い出てきた。
その方が一気に有名になるきっかけになった本を
今読んでいる。
素晴らしく面白い。

先日登録した人材派遣会社からは
早々にお祈りメールが来たが
それも気にならないほどだ。
57歳。
若い人さえ就職難な昨今
この年齢では厳しい。
が、仕事は選ばなければ
何かはあるはず。
どんな仕事でもやるつもりだ。
なので
もう少し選んでみよう笑。

ここ10数年
ゆっくり本を読むこともない毎日だった。
一人でゆっくりと本に浸る。
思いもかけないタイミングで
そんな時間が得られた。


久美

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