* たいよう暦*
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我が家には、我が家の決まりごとがいろいろあります。 その中のひとつに・・・ 「夕飯時間を過ぎたら、セルフサービス」
つまり、通常の家族の夕飯時間が過ぎたら、母業はもう休業。 時間外に帰ってきてごはんをよそうのも、お味噌汁をあっためるのも、洗い物も、自分のことは自分でしなさい(父以外は)という決まりです。
ところが、そんな我が家の夕飯時のお約束にも、ひとつだけ例外があります。 「餃子の時は、そのかぎりではない」
家族みんなが好きな、手作り餃子。 あまりのおいしさに「焼き加減もぜひプロ(母)の手で!」という強い家族の要望で生まれた特別ルール(笑)。 餃子の時だけは、どんなに遅く帰っても、シェフ自らが焼いて下さいます。
かりっかりに焼けたきつね色の皮と、にらとひき肉のかおり。 市販のものではでない、「我が家の味」と「プロの焼き加減」。 特別ルールの恩恵を受けて、餃子のおいしさは倍増します。 「特別ルール」も含めて、それが、我が家の餃子の味。 なかなか自慢の味ですが、なにせシェフの味ですので、自分で再現して人に披露することはまだできません。
今日は餃子パーティーで、「よそのうちの餃子」をいただきました。 「よそのうちの餃子」これがまた、おいしかった。 披露してくれた方は、笑顔で’そのおうちの味’をみなに提供していた。 「自分の家の味」を自分のものにしている人がうらやましいな。 私も、「自分の家の味」を自信を持って人に披露できるようになりたい。 その人の自信にあふれた手つきと笑顔からそう思った夜でした。
とってもおいしかった。 ごちそうさま、でした。
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