まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2011年10月06日(木) 「岩手、宮城県の被災地の状況その3.ここが来たかった「お魚いちば」

引き続き、被災地報告です。


私たちは、陸前高田市から離れて、
気仙沼に向かうことにしました。
地理的には、以下のようになっています。
現在地と書かれた少し上が陸前高田市です。










街を離れて、海外沿いを走りました。
この日の海は、穏やかで美しかった…









しかし、気仙沼の街に近づくと、
その景色は一変しました。
このような建物が、まだ無残な形で、
普通に残っているのです。











そして、
街なかはこんな状態でした。
この辺りは、にぎやかな
商店街だったらしいです。












「跡形もないね…」
「うん…ないね…」
「まだまだだね…」
「うん…まだまだだね…」




この街を見ながら、
この日の目的のひとつである、
港にある市場に向かいました。
この道の先が、港だということでした。








まだこんな状態のところに、
本当に港があって、
本当に市場があるのだろうか?
本当にやっているだろうか…




どきどきしながら、港に向かうと、
港には何隻もの船がとまっていました。
この時期、もっともっと賑わっている港なのだと
思いますが、静かな様相でした。








そして、この港の横に、
どうしても行ってみたかった、
復活した市場があるのです。



そうです、ちょっと前に
ぼちぼち日記でも紹介した、
「ある経営者の決意」
市場です。
この市場にどうしても
行ってみたかったのです。
そして、やっと来れたのです。
この市場に…




その市場はこんなで、港のすぐわきに、
立派に建っていました。









これが「お魚いちば」です。
気仙沼の港にいち早く復活した、
復興の第一歩の
「お魚いちば」です。

(詳細は→「お魚いちば」




私は、胸がじーんとして、
そして、とても嬉しくなりました。



「ここだ、ここだ、
 このいちばに来たかったのよ。
 お魚いちばだ…嬉しいなぁ。
 よぉし、今日は、復興支援だから、
 いっぱいここでお買い物するわ。
 それしか今はできないからね」
「うん、そうしよう」




いちばに入ってみると、
こじんまりとした店内ながら、
明るく、途切れることなく
お客さんが入ってきてました。











私たちは、いちばをゆっくりと見てまわり、
今の復興支援は買うことと思っているので、
魚やひものをあちこちに発送し、
いろいろなものを購入しました。

そして、いちばの方々とも話をしました。
私には、かけることばもなかったのですが…
明日は、そんな話を書きたいと思います。
どぞ、よろしくです。




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