2007年10月20日(土) |
東京国際映画祭「遠い道のり」 |
プレリザーブではずれ、一般発売でも買えず、ヤフオクは手が出ないほどの高額取引き、当日券にかけようと友人にも協力してもらいパソコン4台駆使するもネットが繋がらずそうこうしてる間にソールドアウト。 もう莫子儀(モー・ズーイー)君の舞台挨拶見れないなとあきらめかけたその時、チケットを譲って下さるというメールが!!!!! 嬉し涙〜〜〜。 譲って下さった方に心より深く感謝いたします、ありがとうございました。
そして、行ってきましたー、「遠い道のり」。 本当に見るまでが私にとってまさに遠い道のりであった、「遠い道のり」(笑)。
始まる前には舞台挨拶。 監督と子儀君はレッドカーペットがあったせいか、正装でした。 ルンメイちゃんも素敵なドレス、顔小さかったな、映画の中ではいつも素顔に近いせいか、この日はメイクをしていて綺麗でした。 子儀君はこの映画に入る前に挫折したことがあって、その気持ちをもって撮影に臨んだそうです。 そのせいか、泣くシーンが2カ所あるんだけど、結構グッと来る演技でした。 後のティーチインで監督さんも言ってましたが、この泣くシーンは現場でも凄かったらしくて、撮影後も子儀君をスタッフがなだめていたらしいです。
映画は失恋した録音技師(子儀君)と不倫に疲れたOL(ルンメイちゃん)と離婚問題で揺れる精神科医役の賈孝國(ジア・シャオグオ)さんの3人、それぞれの現実から自分探しに出る心の旅物語り。 この精神科医役の賈孝國さんの存在感は凄かった。 冒頭いきなり、彼の訳分からない演技に引きこまれた。 竹中直人さんのような感じかな、とにかく彼の内から出る者も演技も含めて、その全てがへんてこで面白く哀しい。 彼の他の作品も見てみたいな。
映画全体としては、私もいつだって心の旅に出たいと思ってるクチなので、非常に共感出来たし、音で表現する描写も楽しかった。 見てるうちに自然とこちら側も音で癒されていく。 そう言えば、最後のシーンに出てくる海岸道路が私の生まれ育った街と似ていてビックリ。 後ろに続く半島の形まで似ていた。
そうだ、監督は子儀君に会ったとき、子儀君の澄んだ瞳に引きこまれてこの役を決めたとのこと。 そうでしょう!!彼の澄んだ瞳、もっとたくさんの人に見てもらいたいな。 (って、↓ボケボケ画像でゴメン、子儀君)
|