友人からチケットをもらったので(本当にありがとう!)、「七剣」を見てきました。 実は台湾へ行ったときにこの映画の予告編を見て、結構残酷なシーンばかり流れていたので見たくなかったのです(笑)。 ビデオ化されたときに、残酷なシーンを早送りにして見ればいいかなと思ってたくらいで。 でも、チケットいただいちゃったし(げんきんなヤツ・笑)、ダンカン(周群達)も気になっていたので行きました。 で、「わりと面白いなー」という感じ、すごく面白いとか、お薦めとかじゃないんだけど、そこそこ映画として楽しめました。 でも残酷なシーンが有りそうなところは(特に前半)、目を逸らしてました。
ただ、七人のキャラをもう少し明確に出した方が、よりストーリーにも重みが出たと思います。 七人が誰がかはわかるけど、そのバックにあるものが見えません。 残酷なシーンにカットや時間をさくより、キャラエピソードを掘り下げて見せて欲しかったです、徐克(ツイ・ハーク)監督。
また若手系で陸毅(ルー・イー)、周群達(ダンカン・チョウ)、戴立吾(タイ・リーウー)が七剣メンバーにいるんだけど、若手は2人にして、あと一人は個性派俳優(たとえばチャップマンとか)にした方が、メンツ的にもバランスがとれる気がしました。 重鎮・劉家良(ラウ・カーリョン)、2枚目系・黎明(レオン・ライ)&甄子丹(ドニー・イェン)、女性剣士・楊采[女尼](チャーリー・ヤン)だし。
さてそのダンカン、普通でした(笑)。 まっ、大作に出るというお勉強のための出演ということで、この経験をこれからに生かして欲しいです。
ところで、悪役の風火連城を演じた孫紅雷(スン・ホンレイ)って、鞏俐(コン・リー)主演の映画「たまゆらの女」で獣医役をやった方ではありませんか!! ぐは〜、この獣医役がとっても純粋で一途な役だっただけに、今回の悪役にはビックリ!ああ、獣医のイメージが……、私この獣医、好きなキャラだったんだよね…。 まあそれだけ俳優として演技に幅がある方なのでしょうが、あまりにも180°違うキャラに言葉を失いました。
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