2005年10月17日(月) |
「香港映画フォーラム」王晶監督の話を聞く |
昨晩、レオイベントから帰ってきたら、息子が熱を出していました。 ということで、今日は学校をお休み。 私は今日は午前「ベルベットレイン」、午後「香港映画フォーラム」に行く予定でしたが、息子が熱を出したので両方行かないことにしました。 「ベルベットレイン」一緒に行こうと言っていた友人に連絡、すまぬ!!
ところが、午後になって熱も下がり元気はつらつの息子。 「お母さん、出かけてきてイイよ」とのこと。 (学校も休んだし、うるさく言う母親を追い出して心ゆくまでTVゲームをしたい魂胆が見え見えの息子・笑) で、大丈夫そうだし、長女も帰ってくる時間が早いしと思い、ここは予定通り「香港映画フォーラム」へ行くことにしました。
実はこの映画フォーラム、すごく行きたかったんです。 ゲストが王晶監督でしたから。 生の王晶監督に会ってお話がいろいろ聞けるなんて、香港映画を20年近く支持してきた私には夢のようなイベントでした。 会場で彭浩翔(パン・ホーチョン)監督映画の字幕を担当してるM小姐に会う。 「○○さん(私の名字)来るかなと思って」って、なんて可愛いことを言ってくれるんだいM小姐。
さてさて、フォーラムは王晶監督と張柏芝(セシリア・チャン)がゲスト。 司会進行は映画評論家の野崎歓先生。この野崎先生すごいミーハー(笑)。 「セシリアさんお綺麗ですね」を連発、王晶監督には「あとでサインください」とか、まあ難しい話をされるよりはこの位の先生の方が私は楽しい。
王晶監督は「香港映画は本当に低迷してるのか!?」という話題から話をしてました。 有線TVによる台湾での映画マーケットの衰退、芸術作品を撮りたがる監督(王家衛監督を筆頭に)が増え娯楽性を見失ってること、海賊版などあげてました。が、監督自身は香港映画は低迷していないと思うと言ってました。今後中国マーケットの拡大をはかるし、ヒット映画もあるではないかということ。まあ、外国で自国の映画が低迷してるなんて肯定は出来ないよね。 また結構話の中に王家衛監督が出てきて、「僕は彼と仲が良い」といいながら、家衛監督のやり方には納得いかない話をしてました(笑)。 王晶監督はこれからはヒューマン映画を撮りたいらしいです。 で、野崎先生が「すでに監督は「笨小孩」でヒューマン撮ってますよ」ということで、推薦なさってました。 1999年台湾金馬奨で葉徳嫻(デニー・イップ)が最佳女配角を受賞した作品、是非見てみたいです。
セシリアは「心・内面の美しさ」が大事で、それがモットーらしい。 信頼できる監督は、爾冬陞(イー・トンシン)、王晶、周星馳と言ってました。
さて、フォーラム終了後、廊下に出ると王晶監督にサインを求める人たちが。 私もちゃっかりその中に(笑)。 ちょうど見ているのが「天下第一」なので「「天下第一」見ました。すごく面白いです」と言ってみると、頷いてくれました。 で、チケットの裏にサインをいただきました。 なんだかちっちゃくて可愛い感じの監督でした。
と、隣の部屋の前にすごい人だかり。 隣は「香港ポップスフォーラム」が開かれていて、古巨基(レオ・クー)がゲストでした。(映画フォーラムと同時刻開催でどちらか1つしか行けなかったの) その人だかりはもちろんレオを囲んでいるものでした。 あまりの人の多さに遠目でレオを見る私。 昨日お世話になったT小姐とY小姐に会い挨拶するも「今日のレオは昨日よりすごく可愛かったよ〜」とのこと。 昨日も果てしなく可愛かったのに、その昨日より可愛いって、想像絶するわ(笑)。
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