I've got no strings....ピノキオ

 

 

反省会。 - 2005年11月17日(木)

11月ももう半分が終わった。
11月の第一週は、コップから不安や不満が流れだして、
毎日タイトロープの上を渡っているみたいだった。主観的に見て、ヒドイ状況だった。
11月の第二週は、初失注したり、不安爆発させたらいきなり別れ話になってどうやってフォローしようかと毎日考えたり、
客観的に見てもヒドイ状態だったと思う。
11月の第三週は、どんな形であれ、いつも心の大きな部分を占めていた問題に結論が出て、
どちらかというと、それまでの二週間に比べたら心は穏やかだった。


相手に対する不満をひたすら書いても美しくないし、
それじゃこの別れから学べることもきっとあまり無いと思う。
そうゆうわけで、まだまだ記憶が新しいうちに、全てがぼんやり美化されてしまう前に、反省会を。


不安爆発させて、別れて、離れて、頭を冷やしてみると、
良いところがいっぱいあったと思う。
車も、おうちも、コンパクトにまとめて生計を成り立たたせてたし、
(これは私がしたことないことだからホントすごいと思った)
格好も小奇麗にまとまっていたし、
夜、鍵盤弾いてる姿を後ろから見ているのはすごく好きだったし、
何より異性として好きだった。

好きなところもいっぱいあったのに、どうして、あんな風に不満を募らせたんだろうかと思う。
こうして、1週間離れて頭冷やせば気付けたことなのに、
あの自由が丘に収束した日々の中ではそれがどうしても出来なかった。

一つには、何かを溜め込むって言うのは、そうゆう正気の判断が出来なくなることなんだからだと思う。
二つ目に、私がこれまでに出会ってきた社会人から築き上げた30歳社会人像からは彼はズレていて、
某シンクタンクにしろ今の会社にしろその他、私はこれまでに出会った社会人の人の多くをとても好きだから、
そうゆうズレを不満に感じたんだと思う。
三つ目に、そうゆうズレを・不満を受け入れることが出来なかったのは、
(受け入れることだって出来たと思う。好きなとこがあったんだから。)
彼に受け入れられてる感じがしなかったからだと思う。
私の欠点が、彼に許されている気がしなかった。
先に許さなかったのは、どっちだったかわからないけれど、
互いに鏡だったんだと思う。


今回付き合って・別れてみて重要な問題だと思ったのは、
私が付き合う男性に、一番、何を求めるのかということだと思う。
私が彼氏に求めているものとして重要なものは、
異性性と、人間性と、優秀さのようなものの3つだと思う。

今回の彼の場合、彼の異性性がすごく好きで、
不満に思ったのは人間性についての部分だったと思う。

三つ全てを備えた人を私は見たことがないし、
何より私自身が三つ全てを備えていないのに(これが重要)、
彼に三つ全てを求めたことが本当に間違いだった。
そのことが、恐らく、一番反省するべき点だと思う。

じゃあ、次の彼氏に何を一番求めるかと言ったら、
きっと必ず、人間性なんだと思う。
だってそこが無かったら、結婚して、一緒に子供を育てて行きたいとは
やっぱり思えないよね。

そうゆう人間的な部分をすごく好きになれる人に出会えたら、
いつも、その好きな部分を心の中で大切にして、
不満に思うことがあったとしても、果てしなく受け入れて行きたいと思う。
そうやって、時間を重ねて行けたら良いなあ。





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