読書記録

2023年03月31日(金) 告解 / 薬丸 岳

 飲酒運転中、何かに乗り上げた衝撃を受けるも、恐怖のあまり走り去ってしまった大学生の籬翔太。翌日、一人の老女の命を奪ってしまったことを知る。自分の未来、家族の幸せ、恋人の笑顔―。失うものの大きさに、罪から目をそらし続ける翔太に下されたのは、懲役四年を超える実刑だった。一方、被害者の夫である法輪二三久は、“ある思い”を胸に翔太の出所を待ち続けていた。贖罪の在り方を問う、慟哭の傑作長編。 

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昨年末、夫を亡くした。
病死だったからある意味、納得しなければならない部分があるけれど、これがもし理不尽な事故や災害だったらその家族の感情は察して余りある。
転じてもし、加害者や その家族の立場なら。
激しい後悔と 何処にもぶつけられない気持ちと。
そして、人と自分を許すことの難しさと。


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