読書記録

2019年03月21日(木) きのう、きょう、あした。 / つばた 英子  つばたしゅういち


ひとりになり、時が止まってしまった英子さん。時を動かしたのは「食は命」の哲学と、しゅういちさんの「何でも自分で」の言葉でした。89歳の英子さんが、手間ひまを惜しまない、日々のていねいな暮らしぶりを綴られている。

ある意味、理想というか憧れの日常がそこにはある。
私も戒めなければ・・・「何でも自分で」 そして 「いつまでも自分で」。



「あとみよそわか」
これは幸田露伴が娘の文に、鍛錬と呼べるほどの厳しさで掃除を指導したときに、よくくちにしていた言葉。「あとみよ」は『跡をみて、もう一度み確認』、「そわか」は『成就』を意味する梵語とか。よくできたと思っても、そこでもう一度自分のした結果を確認することの大切さを表していると、しゅういちさん。「私たちの暮らしの呪文,呟いていては楽しんでいます呟いてよ」


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